映画「憑依」 霊現象を100%の確信を込めて描く韓国映画はエライ
今週公開された韓国映画「憑依」は、とても面白い映画だね。
憑依と言うのは、悪質な霊魂が生身の人間に取り付いて、悪さをすると言うことだけどね。
日本の映画では、本当に憑依があるのかないのかわからないような描き方が多いけれども、韓国映画は100%あると言う前提で作られているのがいいね。
そもそも、町中にかなりの数の霊媒師がいるんだろうね。
映画の中でも描かれていたけれども、ちょっと娘さんが人が変わったように怒り出したりするとか、身内に不幸が続くと言うと、やっぱりまず疑うのは悪い霊に憑依されているということなんだろうね。
映画では、霊媒師の家系に生まれた男の人が主人公だったけれども、家系は別として、霊体質と言うのは、かなりの先天的なものがあるだろうね。
また霊が見える女の子というのが出てきたけれども、霊が見えると言う人は結構日本にはいるようだね。
1万人に1人位は見える人がいるらしいね。
それから突然怒りっぽくなったりすると言うのも、やはり霊に憑依されていると言うのはあるだろうね。
最後に悪い霊を封印するということをやっていたけれども、この封印と言うのもとても大事なことだね。
密教でも、弘法大師空海はこの封印をしたり、追い払ったりするエキスパートだと言えるよね。
こういった封印ができると言うためには、修行を積んで法力を身に付けなければホントはいけないんだけれども、なかなか映画で法力のあるお坊さんが出てくる映画というのはそんなにないね。
今回の霊媒師も、修行していると言うよりは、血統的にそれができるんだと言う描き方だったね。
自分も、死んだら悪霊なんかにならないようにしなきゃいけないと言う心がけで、生きていけるようになれば、それはそれで幸せな生き方かもしれないね。