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戦力外通告をチャンスと考えてみる
戦力外通告を受けるのは、本当に辛いことで、当人にとっては、お先真っ暗で全て失ったように思うよ。だけど、これをチャンスと考えてみることがますます必要になっていくと思うんだ。
まず第一に考えてみるべき事は、この世界中のどこかで、誰かがいつも戦力外通告を受けていると言うことだよ。
これは烙印を押されるというよりは、人財を適正な配置をするための、シャッフルだと考えてみればいいじゃないか。
絶えず戦力外通告が行われることで、世界は適正な形で生産資源が再配分されているわけだよ。そう考えれば、自分にもっとふさわしい場所が必ずあると思えるじゃないか。
例えば弁護士だって、最近は向いてない人もたくさんなってるから、仕事がなくて生活に困っている人もいるよね。だけど、そんな人ほど営業やらせてみたらうまいかもしれないんだ。
それから、戦力外通告をされて、社内ニートになったり、窓際でやることがなくなると言うこともあるよね。
こういう状態は、辛くて時間がとても長く感じるんだけれど、後々のための自己投資の時間を与えられたと思えばいいんだよ。
心の赴くまま勉強できなかったことをしっかり勉強すればいいんだよ。こういう時代の蓄積したものが、後々活躍するための力になったりするからね。
大体、世の中が必要としている仕事と、自分のなりたい仕事と言うのはギャップがあるんだよ。そして世の中が必要としている仕事の方がお金になるんだよ。
これからAIの時代だから、コンサルタントとかエンジニアも大量に戦力外通告を受けるんだよ。でもそれでいいんだ。
もっと人間そのものと向き合う仕事を生み出していけばいいんだよ。機械をいじくっているのは、これから仕事でもなんでもなくなるのさ。人間を深く知る時代が始まろうとしているんだよ。