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出直し兵庫県知事選 日本に生まれてきた政治空白の象徴かもよ

いよいよ今日は兵庫県知事選の投票日だね。

斉藤元知事がどれだけ伸ばしてくるかが見ものだと言われているね。

おそらく上位に入るだろうけれども、場合によっては返り咲くことも可能性としてはかなり高いと言われているね。

だけど、これをSNSの拡散とか、本格的なネット選挙の始まりだとか言う人も多いとは思うけれども、別の見方もあると思うよ。

それは、戦後を支配してきた自民党政治が本格的に崩壊し始めて、政治空白が生まれてきたことの象徴じゃないかと思うんだよ。

前の衆議院選挙の国民民主党の躍進も同じだよ。

今回の兵庫県知事選では、自民党が自主投票を決めているし、維新の会も勢いがないし、長年日本の選挙で支配力を持ってきた組織票が行き場を失っているんだよ。

普通であれば農協とか、労働組合とか、土建業の団体とか、いわゆる集票マシンと呼ばれるところが力を発揮して、選挙が始まる前から結果が決まっているというのが伝統的な日本の選挙だからね。

今までは選挙というのは単なるセレモニーでしかなくて、いわゆる顔役とか、地元の有力者とか、そういった人たちの話し合いで決めてきたわけだよね。

これは江戸時代の村の寄り合いで決めるのと、基本的には変わらなかったと思うよ。

だけども戦後も80年近くが経過して、いよいよ国民が組織に帰属するよりは、個人としての生き方とか考え方とか自分としての思想信条とか、そういったもので動き始めたのかもしれないよ。

組織のしがらみに縛られずに、この国はどうあるべきなのか、一人の個人として考えていく人が人数的に最大多数派になりつつあるのかもしれないよ。

そうなると一番大事にしなければいけないのは、やっぱり国民の声だと思うけどね。

国民の声なき声をしっかりと感じ取って、それを形にしていくのが、本来の民主主義の中での政治政治家だしね。

硬直した無駄だらけの政治を変えたいというのが斉藤元県知事の信念であれば、この人が返り咲く可能性も結構高いだろうし、これは今年の重大ニュースのトップになってもいい位かもしれないよ。

結果がほんとに楽しみだね。

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