依存心が苦しみを引き寄せていると気づく “絶対嫌“とか口癖にしてない?
よく絶対嫌とか二度としないとか、そういうことが口癖の人っているよね。結構自分もそういうところあると思うんだけどね。
実はこれって自分を狭くしてるのは当然のことだし、結構1番苦しみが生まれる原因だと思うんだよ。
この間用事があってちょっと大きい精神病院行ってきたんだ。
そこで待合室のソファーで隣の人が身の上話をしていたんだけれども、かなり悲惨なんだよ。
パチンコ屋で店員さんの言葉にかーっとなって、台のガラスを割るような暴力行為をしたみたいなんだ。
そして今訴えられていて、その裁判のことでものすごく心が苦しいと言ってるんだよ。
どうもこの人は、誰かに注意されたり、厳しいことを言われるのが絶対嫌で、それにカッとするのは仕方がないと思ってるんだろうね。
でもそのことによって、尻拭いをするのは周りの人なんだけどね。
多分生活保護か何かを受けているだろうし、障害者年金なんかも受給してるかもしれないし、精神病院のお医者さんにいろいろ悩みを聞いてもらったり、ケースワーカーにお世話になったり、さまざまに人の手を煩わせている感じなんだよ。
だけど、それって結局のところ、依存心が強いって言うことに行き着くんじゃないかと思うんだよね。
でも本人は自分が依存心が強い強いとは決して思ってないと思うよ。
だけど、絶対嫌だとか、二度としないとか、そういうことの裏には、誰かが他にやってくれと言う気持ちがあるわけだから、結局それは依存心なんだというのが客観的な見方になるんじゃないのかね。
そう考えてみると、自分は依存心が強くて、様々な問題に巻き込まれているというか、引き寄せていると言うことを気づくのは、その人が少しでも幸福になるためには、ものすごく大事な1歩だと思うんだよ。
昔アメリカのエマーソンと言う哲学者がいて、自己信頼と言うことをよく言っていたけれども、自己信頼があれば、自主独立していくんだね。
だからアメリカではインディペンデントということがものすごく重視されるし、それが人間としての要件の1つになっているよね。
この辺のところは、日本社会ももっと重視しなきゃいけないんじゃないのかな。
依存心が強いと、国や政府や地方自治体に、あれもやってくれ、これもやってくれと、おねだりすることばかりだからね。
そんな人ばかり増えたら当然赤字財政になるし、それで得をするのは国家公務員とか政治家位だよ。
これは形を変えた買収だと言うことに。もうそろそろ有権者が気付かないといけないね。