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悲しいから泣くのではない  泣くから悲しいのだ 意志の力だよ

感情は行動に従うということだね。

ということは、行動に集中すれば、感情をコントロールもできるし、変えられるわけだよ。

行動を繰り返すのが習慣だし、人間は習慣の奴隷だというからね。

そしてその習慣の奥には、意志があるよ。

意志を固めるために必要なのは、自立していることが大切だね。

この自立した意志を持つということが、実はとても難しいんだよ。

まず大切なこととして、意志は意識の一部だよね。

意識は、経験と思考によって作られるわけだよ。

一旦作られた意識が、その元である経験と知識から離れるというのが実は難しいんだよ。

例えば、「自分は日本人だ」という意識があるとするよ。

この「日本人である」という意識を離れて、自分を確立することが難しいんだよ。

無意識のうちに、日本人的な発想をしてしまうからね。

そこで大切なのが知識だよ。

日本人的ではない意識のあり方を、まず知る必要があるんだよ。

そのためには、アメリカ人の考え方や、ロシア人の考え方、中国人の考え方、様々な人種や宗教文化の考え方を学ぶ必要があるわけだよ。

次に意志によって、その蓄積した知識をまとめ上げて、望ましい自分の姿に向けて実践して、現実化することが必要なわけだよ。

だから「悲しいから泣くのではない、泣くから悲しいのだ」ということについて言えば、まず泣かない選択をしなきゃいけないし、その奥には、泣く必要がないという、今までとは別の考え方とその実践があるわけだよ。

それはつまり、「泣かない」という意志が必要なんだよ。

結局、人間の本質は意志だし、その意志を自立させるためには、多くの知識が必要だということだよね。

その知識を得るためには、継続した努力が必要だし、それが習慣だよ。

やっぱり人間の行動や性格や人格も、すべて継続した努力によって創り変えることができるわけだね。

これが人間にとっての、本当の創造性かもしれないよ。

「自分が何者かを、自分で決める」ことができる以上の創造性はないからね。

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