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見事な対朝プーチン外交

プーチン大統領が北朝鮮を訪問して、軍事同盟を結んだことが報じられているけど、とても見事なものだったという評価がプロ筋から出ているようだね。日経ビジネスで武貞秀士と言う韓半島の専門家がこの同盟を読み解いているけれども、とても勉強になったよ。

それによると、この軍事同盟には自動介入条項というのが存在しないんだそうだ。だから、北朝鮮が暴走しても、ロシアはそれに引きずられる訳ではないんだね。反対に、北朝鮮が混乱した際には、あらゆる軍事援助を検討できると書いてあって、これは万一の場合、ロシアが北朝鮮領内に自国の核兵器を搬入できることも意味しているんだそうだよ。

この軍事同盟に最も神経を逆なでされているのは中国だとも書いてあったよ。だけど、中国の機嫌を損ねてでも、プーチンがこの同盟を結んだのは、これによって、中国を牽制し、中露関係の主導権をしっかりと握ると言う意図もあるようだね。そして、プーチンは外交の何たるかをよく理解していると評価していたよ。

だから、プーチンからヒトラーだとか、狂っているとか、戦争好きの悪魔だとか言っている人たちは、かなり的外れなことを言っていることになるし、ウクライナ戦争の帰趨を、こういう人たちに任せるわけにはいかないよね。

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