見出し画像

連隊旗

自衛隊には隊旗がある。
各種職種の部隊で職種色があり、その決まった職種の色で識別できる話は以前「隊旗」で書いた。
色別じゃない隊旗もある。
それが連隊旗だ。

連隊旗は旭日旗である。
普通科連隊、戦車連隊、特科連隊等「連隊」と名の付く部隊の隊旗は連隊旗なのである。

旧軍の陸軍も「軍旗」「聯隊旗」があった。
旭日旗で自衛隊旗の連隊旗とは若干違うが聯隊旗があった。

旧軍の聯隊旗は軍旗として大元帥たる天皇陛下から直接下賜されたもので、聯隊旗を失うことは聯隊が全滅したことを意味として神聖かっ絶対に失ってはいけないものであった。

房だけになったボロボロの軍旗は歴戦を戦い抜いた聯隊の誉れであった。
自衛隊の連隊旗はそかん神聖な扱いは無いと思う。
ボロボロの連隊旗も見たこと無いしね。

某戦車連隊の連隊旗は観閲行進の時に雨風が強く戦車で行進中に竿が折れてしまったことがある。

連隊旗手って戦前は若い優秀な少尉が務めたが自衛隊は陸曹が旗手をしていて、結構大変なのだ。
他の隊旗とは違って掲げ持たねばならないからだ。

駐屯地祭とかの記念行事で一度確認して欲しい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?