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ひろゆき[西村博之] 「論破力」の感想(ネタバレあり)

ひろゆきさんの本を購入し読了したので感想など。

章立てやあらすじはAmazonのサイトでも参照していただければ書いてあるようなので読みたい人はそちらを。個人的に良いなと思った部分を4つ抜粋。

P77
「思う」は否定できない

つまり裁判では、基本的に間違ったことは一切言わないほうが有利なのですね。なので、「じつは何も言っていない言葉」を使う習慣が身についたわけです。(中略)「じつは何も言っていない言葉」の代表は「思う」でしょう。自分が思ったことは事実だから、他人はその内容を否定できないわけです。

彼が2ちゃんねる裁判がらみで裁判所通いをしてたときに身についた習慣とのこと。面白い!

P127
議論で説得するのは二流

相手を説得するとき、議論の体になっている時点で、じつは下手くそなのですよ。要は、自分の思いどおりに相手に考えさせて、相手があたかも自分が思いついたかのようにするのが一番うまいわけじゃないですか。

確かに...と思います。自分とひろゆきは同年代なんだけど世の中にはオモロイ人がいるもんだな!となんか楽しくなる。

P169
相手の地雷を踏んだら喜べ!

おいらは何か失敗したときに、けっこう「あっ、これは友だちに話すネタになるな」という切り替えをします。そうすると失敗を引きずらなくて済む。

持つべきものは飲み仲間...ということだろうか。この意見わかる!ネタ集めだと思えばたしかに経験してみたい事柄になるかも。

P186
ひろゆき流怒りのマネジメント

なので、趣味に没頭してその嫌なことを一切意識しない一定時間を作るというのは、「怒りを消す」ための対策として、けっこう有効だと思うのですよ。

やっぱ趣味だよね...と納得。日々の生活に疲れたら趣味にはけ口を持ってくるしかない!と思います。

まとめ

やっぱ章立て引用しておこうかな...。

(目次)
【第1章】 議論とはゲームである
「論破したその先」をまず想像する
意見を言わずに事実を言う
文系の議論はイージー
「世界を思いどおりにしたい」から論破する
相手の議論の「あら」を見つける
厄介な交渉を乗り切る小ワザ
相手の「怒り」をかわすテクニック
「遊び」と思えば、何でもできる!
「好き・嫌い」は論破できる?
議論はエンタメであり、ゲームだと思え!
あえてちゃぶ台返しをする

【第2章】 観客の心を揺さぶる論破テクニック
1対1は厳禁、必ず「ジャッジ」をつける
「かわいそう」と思われたもの勝ち
謝罪が観客の心を動かす
場の“メインパーソナリティー"を見抜く
2人きりに持ち込まれた議論のコツ
論破力は想定力
たった一つの「例外」で論破できる
「絶対」は禁句
「思う」は否定できない
「条件」を制限する
感情移入をしない
定義が曖昧な言葉・難しい言葉は使わない
発言しないヤツはノーバリュー
論破しても恨まれない方法
ひろゆき流キラーフレーズ・「いま、なんで過去形ですか?」

【第3章】 手ごわい相手に「YES」と言わせる説得術
相手のプラットフォームを理解する
問いで相手をモデル化する
モチベーションを見抜く
ゴールを間違えない
「発表したい欲」を抑える
まず相手がSかMかを見抜く
Sには好奇心を、Mには安心感を
無理ゲーな話を実現させるギャンブル話法
人の感動するパターンを分析して提示する
「権威ある似たもの」でプッシュする
議論で説得するのは二流
数字を使う
テクニックとしてのウソ
目下だと思っている相手の「未来」を想像して話す

【第4章】 厄介な人を転がす技術
ウソつきを見抜く質問術
ひろゆき流キラーフレーズ・「〇〇〇ってどういう意味ですか?」
非論理的に見える人の取り扱い法
厄介な人ほど転がしやすい
おかしな人のエネルギーを受け取らない
「こういう人もいるんだ」と許す
タイプ別おじさん思考理解法
相手の地雷を踏んだら喜べ!
怒られるのはおいしい
「ヘタなことはしないほうがいいけど下」くらいのポジションにいる
人に期待しなければ最強
議論でいちいち傷つかない
ひろゆき流怒りのマネジメント
ひろゆき流キラーフレーズ・「はい・いいえで答えてください」

【第5章】「ああ論破したい!!」こんなときどうする?! ひろゆきのお悩み相談室
「本題からはずれて、過去の話で攻撃してきた」
「異常に細かい人に詰められて疲れる」
「相手が怒鳴ってきて反論の隙がない」
「自分のやり方を押しつけてくる人がむかつく」
「目上の人が事実と違うことで非難してきた」
「お客様から電話でののしられた」
「よかれと思って指摘したことでキレられた」
「自分だけに当たりが強い人がいる」

【第6章】 議論に強くなる頭の鍛え方
「ああ言えばよかった」への処方箋
なんでも知っている人に見えるインプット術
議論に強い人は「保留」をする
「知らないこと」は「知らない」と言う
試合に負けて勝負に勝つ
答えのない議論を考えるコツ
「会話のキャッチボール」をしようとしない
本当に頭がいい人の議論の特徴
当事者意識を持たずに判断をする
答えが難しいテーマをぶつけて相手の反応を見る

自分が引っかかったポイントよりも普通に内容充実してるんで気になる項目が一つでもあったら買ってみると良いかもしれません。オススメです。

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宮本太一(チーハン)
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