新しい担任へ毎年同じことを伝える憂鬱から開放される方法
新学年スタートですね!
わが家のむすめも一昨日あたりからソワソワし出して同じクラスの友達とドキドキを共有したりしているようです。
さて、この時期の憂鬱なこととしてわたしが毎年頭を悩ませていたのが
『新しい担任へむすめについての解説書を渡すこと』
です。
あとからあとから希望を出すより、先に知っていてほしいことを文書にして渡したほうがいいだろうと、小学校入学の時に始めたのです。
入学した年は「就学支援シート」なるものがあってそこに記入はしたのですが、それでは足りず問題が起きた時々で担任と話し合いの場を持ち、対応について決めるという作業をしていました。
でも、それはお互いにものすごく疲弊することで、これから6年間ずっとこれなのか、と思うとお先真っ暗のように思えたのです。
2年生になる時、いっそのこと最初に文書で渡してしまおう!と思い、むすめが苦手とすること、学習に差し障りがありそうな特性のこと、極端に嫌うことなどを箇条書きにして渡しました。
ただ、2年生の時はザ・昭和の先生だったので、見事に砕け散りましたが(꒦ິ⌑︎꒦ີ)
3年生になって、HSP,HSCという概念を知り、さらにはそれについて詳しく書かれた本があったことで、とてもラクになれました。
担任の先生にも希望があれば貸し出す始末。笑
↑今考えたら出しゃばりすぎε-(´・`)
先生ごめん。
4,5年生はコロナが蔓延しだして休校期間があったり、適応指導教室で働いた経験のある先生が担任になったので、そのプレッシャーからは開放されました!
それでも赴任してきた先生だったので、むすめのことを知ってもらう意味でも前年度のものに肉づけする形で提出しました。
6年生の時も新しく赴任してきた先生だったので、むすめのこれまでとお願いしたい対応を書いた文書を提出したのでした。
とまぁ、こんな感じで基本は前年度のものに肉づけしていくのですが、成長に合わせて変更する必要があったので毎年1から作り直す感覚ではありました。
これを早く知りたかった!!!
毎年毎年、形式に悩みながらも提出していた「解説書」ですが、
多様な学びプロジェクトさんがめちゃくちゃいいフォーマットを作ってくださったのです。
それがこちら。↓
かゆいところに手が届くし、1人で作るよりも見落としがなく、より伝わりやすい。
心が折れそうな作業も、こちらを作るのに関わった方々のことを思うと、支えになる。
わたしも早く知っていたらよかったのにぃぃぃぃぃ!!!!!
こんなの提出するなんて、過保護と思われそう
こんなややこしいの出して、過保護なめんどくせぇ親!って思われそう。。。とヒヨってしまった方、いますよね、絶対。
大丈夫です!
わたしの実感としては、こうやってまとめて出してくれる方が先生方も喜んで?下さってるように思いました。
登校しぶりや不登校などで慎重な対応を求められる場合、保護者がどう思っているのかを聞きたがる先生は多いです。
あらかじめ知っておくことでトラブルになることも避けられますし、忙しい先生を捕まえていちいち対応をお願いしなくて済むので、お互いWin-Win♩
さらには、共有して欲しいです、と一言伝えれば、校内の先生たちやスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーとも共有してもらえることもあるので(SCやSSWとの共有はお願いした方がいいかも)対応を一貫させることができます。
対応の一貫は子どもが戸惑うことが少なくなります?
提出する時期に決まりはないので、もう前年度の引き継ぎ終わってるだろうし、とか考えずにできたら提出で大丈夫!
もし、この文書を受け取ってくれなかった場合、
『問題をできるだけ避けられるようにこちらをお持ちしましたが、受け取ってくださらないのであれば、何かある度に話し合いの場を設けてください』
と必ず話し合いの場を持つ約束をすると良いです。
なぜか、って?
学校もわが子を育てるチームの一員だと思っていますよ、というアピールをするためです。
チームの一員でなければ、大切なわが子を預けることはもちろん、子どもや自分の心の内を安心して話せません。
きっと面倒くさがる先生もいるでしょう。
ひどい言葉を投げかける先生もいるかもしれません。
それでも何のためにやるのか、と言ったら、
大切なわが子を守るためです。
それが親の務めだとわたしは思います。
さーあ、新学年!
何が来るのかわからないけど、一緒に氣合い入れてこ!!!
2024.04.08
【2024.04.16追記】
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