戦勝記念日に向けて
日本に住んでいた時は、ネットで戦勝記念日のパレードを見ていた。
実際に住むようになって、パレードの会場を見られると思って、赤の広場に出かけてみた。しかし、4月下旬から準備が始まり、5月になると、赤の広場に入れなかった。
座席の準備などをしている。
どうしても、戦勝パレードの飾りを生で観たかった私は、戦勝記念日の翌日に赤の広場に行ってみた。すでに片づけが始まっていたが、見ることができた。
そして、この翌年。
たまたま赤の広場を通る用事があり、5月上旬に出かけてみた。リハーサルがない日だったためか、赤の広場に入ることができた。
レーニン廟を隠すように、こういうものも設置される。このレーニン廟を隠すように装飾することに賛否両論ある。
グム百貨店もこんな飾りになる。
国立歴史博物館もこんな飾りになる。
そして、ロシア連邦のメディアによって、パレードのリハーサルのライブ映像を見た。このメディアが撮影した場所は、人がそれほどいなくて、リハーサルを見やすいと思ったのと、どこを戦車が通るのかが分かった。
さらに、翌年。1年前のメディアの撮影場所を調べ、そこへ行くことにした。5時半から通行止めだが、そのことを知らず、強行突破しようとした乗用車があり、戦車が来るのが少し遅くなった。
6時前くらいに始まったと思う。
そこで、戦車の写真を撮った。パトカーの先導で戦車がやってきた。
この赤い旗のは、たくさん走ってきた。
最後は、埃だらけになった道路を掃除する散水車。
歩道にも前後から散水車が来て、容赦なく水を撒いていた。私は、右に見える地下道の階段へ避難したから無事だったが、一番気の毒だったのは、お店から出てきた人がいて、出てきたタイミングで左右から散水車の水まきにあい、一瞬にしてびしょぬれになっていた。
リハーサルを見慣れた人は、この後、地下鉄に乗って、トヴェルスカヤ通りに移動したらしい。トヴェルスカヤ通りに、戦車は待機する。
私はそんなことを知らず、すぐにリハーサルが始まると思ったから、赤の広場付近へ移動した。
赤の広場は招待券を持っていないと入れないため、ぎりぎり行けるところで場所取り。
しかし、パレードは夜の10時に始まるらしく、そこから、2時間以上待った。この日は、比較的暖かい日だったが、夜になるにつれ、どんどん冷えてきた。
行進をする兵士は、ザリャーディエ公園で休んでいて、夜8時くらいから、赤の広場へ向けて歩き始めていた。この人たちも長時間待機していたことになる。
音楽隊が広場から出てきた。
夜で暗いのと、遠いので、いい写真ではないが、戦車が通り過ぎるところ。
そして、パレードのリハーサルが終わったのは、夜11時過ぎだった。
その後、近くの地下鉄駅から地下鉄に乗って帰ったが、この近くの地下鉄駅は、観光名所の駅で、11時過ぎても中国人の団体ツアーは地下鉄ツアーをしていた。2019年の話であるが、中国人の団体ツアーは、朝早くから夜遅くまで本当に元気である。
空のリハーサルも行われるから、いきなり、空に戦闘機がとんでいることがある。我が家から時々戦闘機が見える。