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【展覧会】РОССИЯ 11月に見たものの一部②

11月4日から7月8日まで、モスクワのВДНХで開催中の展覧会『РОССИЯ』。

ロシアだけで万博をやってしまったような感じの規模の展覧会で、無料で公開されています。

1日ですべてを見切れないので、何回か通っています。

11月にそこで見たものの一部を紹介します。


ロシアの地図の刺繍

ВДНХの入り口前では、チュヴァシ共和国が作ったロシアの地図の刺繍がスクリーンに映されています。

少しすると、1つの州がズームになり、その週の気温や特徴、観光場所などが出てきます。

しばらくすると、まだ全体の地図が映ります。

そして、また、どこかの州がズームになります。
興味深いからずっと見ていたいけれども、11月は、安定の氷点下。カメラのバッテリーがもたないので、3月くらいで気温が上がってきたころにこれを見に行こうと思っています。結局、3月にも全部をまだ見ていません。
たぶん、89の州と共和国と自治管区を紹介するので、1つのところを30秒だとして、全体の地図が30秒とすると、合計で89分くらいかかります。

月曜日は、展覧会がお休みなので、このようになっています。

私たちの文化

私たちの文化の展示は、入り口を入ってすぐのところに、ロシアの地図があります。

各地区ごとに区分けされています。
私は、ロシアの中でも黄金の輪と呼ばれる、昔ながらのロシアの地域が好きなので、そこの展示をじっくり見ました。
木造建築でおなじみの木彫りの窓もあります。

ブースの奥には、ビデオが流れていて、中央ロシアの都市の代表的な建築を見ることができます。
トゥーラのクレムリンです。

セルギエフ・パサードです。

スズダリです。ロシアで一番好きな町です。

同じくスズダリです。

シューヤです。

ウラジーミルです。

シューヤです。


そして、この建物の入り口近くにはお土産屋さんがあり、ここでも、プーチンさんのサインと格言入りのTシャツやトレーナーが売られています。

この日は、気温が氷点下の中、2時間くらいずっと外にいて、暖かい建物に入ったので、カメラのレンズが曇ってしまいました。

1枚ずつ写真に撮りましたが、なかなかくもりがとれず、ぼやっとした感じになっています。

このトレーナーは6500ルーブルもしているので、買えません。

このTシャツも3700ルーブルしているので、買えません。帽子も3200ルーブルしていて高すぎます。

何とかカメラを温めて、もう1度撮りました。さすがに、買わないのに、写真だけ何度も撮るのもあれなので、1枚ずつのは、もう撮りませんでした。

自然の町

プーチンさんのサインと格言が入ったTシャツの値段を知りたい私は、パビリオン75で、どこで売られているのかを案内所で訊きました。
ニュースにもなったから、そういう質問が相次いでいるのか、案内所の人は、何か所か売られている場所を教えてくれました。
その一つが、Bの建物の『自然の町』というものでした。
お土産ショップだけ見れば十分だったけれども、各アトラクションに担当者がいて、丁寧に説明してくれるので、一通り見ることにしました。
子供向けの展示で、学校の生徒たちも団体で来ていました。
姪と甥もここは楽しめそうです。
いくつかアトラクションをしているときに、「ここは、湖です。ゴミが浮かんでいるから、ごみを集めて。」と、大きい網を持たされて、ごみに見立てたものをすくうことになりました。
ロシア人サイズなのか、網が大きくて、重くて、自分の荷物も持っているので、すくいあげようとすると、また、湖に落ちて、どんどん遠くにゴミが行ってしまいます。担当の若い兄ちゃんに、「あなた、下手ですねえ。」なんて言われながら、やっと1つすくい上げました。
それで、終わりでいいんだけど、もう1つあるというから、もう1度すくいますが、すでに遠くにゴミがあります。網の柄を長く伸ばして、ごみの下の所に網を持って行きました。この長さの柄をもち上げるとまた落ちると思ったので、網の上にゴミを乗せて、柄を引っ張ることにしました。そして、近くに来た時に、持ち上げたら、スムーズでした。
プーチンさんのTシャツの値段を見に来ただけのはずが、何やら、いろいろやることになりました。

次は、ロシアのカシの木、ヨールカ、シラカバの分布と数などの説明を映像を見ながら聞きました。
最後の部屋は、子供たちが何かゲームをやっていて、これは、絶対に場違いの所だと思い、行きませんでした。

出口の所の壁をみると、いろんなプラスチック製品を使って、何やらできています。

よくできているなあと思って、写真に撮っていました。

このドアの向こうはトイレです。

部分的に写真を撮っていたけれども、全体は何なんだろう?と思って、見上げたら、

新トレチャコフ美術館に展示されているシャガールの絵だと気づきました。

これは、よくできていました。

この絵の前にお土産ショップがあります。

そして、ここにも、プーチンさんのサインと格言が入ったTシャツ、トレーナー帽子が売られていました。

ジェット・マローズの行進

完成間近のヨールカの写真を一通り撮り終えたタイミングで、どこからか太鼓の音が聞こえてきました。
どこからだろう?と思ったら、ВДНХの入り口からで、雪娘たちが列を作って、太鼓を叩いて行進してきていました。

よくニュースで見たジェット・マローズの行進だと思い、いい写真が撮れるように、雪道を走りました。

反対からは、学校の生徒たちも歩いてきました。

この日は、ヤマロ‐ネネツ自治管区の日で、そこのジェット・マローズの行進でした。

ジェット・マローズは、カメラマンの陰で見えません。

ヨールカも届きました。

こちらが、ヤマロ‐ネネツ自治管区のジェット・マローズです。

子どもたちも集まり、クイズなどが始まりました。

予定していなかったけれども、毎週末各地域のジェット・マローズが登場するようです。
たまたま初めて見ることができてよかったです。

ヤマロ‐ネネツ自治管区の音楽と踊り

その後も、いろんな展示会場の混み具合を偵察していたら、音楽が聴こえてきました。

ヤマロ‐ネネツ自治管区の日なので、そこの音楽と踊りが舞台で行われていました。

少し動画も撮りましたが、アップの仕方が分からないので、写真だけ載せます。


その後、雪娘と一緒にジェット・マローズのクイズが始まりました。


土曜日の夕方4時くらいのВДНХ駅のエスカレーターです。

上りも下りも2人ずつ詰めて乗っても大混雑です。

朝から来た人は、そろそろ帰る人もいるし、展覧会は、夜10時までやっているので、夕方から夜にかけて、行く人も大勢います。

7月8日まで、地下鉄ВДНХ駅は、毎日いつでもこんな調子で混むと思います。

始めは夫と一緒に行ったけれども、その後は、1人で行き、見たいものを気ままに見ています。

一度ВДНХへ行くと、15000歩から18000歩くらい歩くので、この冬は運動不足にならないかもしれません。
天気と体調と相談しながらだけれども、平日にできるだけ多くの展示を見たいと思います。

【展覧会『РОССИЯ』の過去記事】




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チェブラーシカ
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