ルビャンカ駅(1号線・赤い地下鉄)
5月15日にモスクワ地下鉄86年となり、記事を書きました。
その時は、モスクワ地下鉄の各駅の様子を伝えることができませんでしたが、徐々にモスクワ地下鉄の様子を伝えています。モスクワ地下鉄は、現在272駅あるため、気長にお付き合いいただけると嬉しいです。すでにすべての駅の写真を撮り終えましたが、モノレールとМЦКという地上を走る電車の駅の写真を撮るのを辞めました。そのため、232駅になります。
また、素人写真なので、写りが悪いですが、気になる駅情報がありましたら、コロナ終息後にモスクワ旅行に来ていただき、実際に見ていただけると嬉しいです。
1935年5月15日にオープンしたルビャンカ駅(1号線・赤い地下鉄)です。
1990年までは、ゼルジンスカヤ駅と呼ばれていたようです。
シンプルな駅です。
「ジェーツキー・ミール(子供の世界)」というお店に行くところの出口でロシア語だけの古い表示を発見!
なぜ、この表示が残っているか、理由も説明できる。
ワールドカップが行われた2018年当時は、この看板があるエスカレーターの修理中で、シャッターに覆われていた。そのため、古いまま残った。ワールドカップが終わってしまえば、英語表記がなくともそれほど不便をしないし、シャッターに覆われていたため、看板の数をカウントせず、新しい看板を発注しなかったと思う。ルビャンカ駅の大々的な改修などがあれば、その時に新しくするかもしれないが、そうでない限りは、おそらくこのまま残ると思う。
今後も気を付けてこの看板を見るようにし、新しい看板に変わったことに気づいたら、お知らせする。
【2021年12月13日に追記】
12月11日に、ルビャンカ駅から地下鉄に乗ったところ、ロシア語だけの表記の看板が取り外されていた。
私は、ショックだった。奥のエスカレーターの修復が始まったようで、それで、看板を外したようだ。エスカレーターの修復が終わって、新たに看板がつくときは、英語とロシア語表記の新しいものに変わってしまうと思う。
このルビャンカ駅を出ると、ソビエト時代のKGBがある。
年末年始になると、この前に大きなヨールカが設置され、イルミネーションできれいになる。
2013年はこんな感じ。
2018年を迎えるときはこんな感じ。
2019年はこんな感じ。
イルミネーションが点灯するのは、12月中旬からで、セットが完了していても、それまでは暗い。
2020年はこんな感じ。
2021年もイルミネーションをしていたけれども、モスクワは第2波の最中で、私はイルミネーションを見に行かなかったから写真はない。
2022年は次の記事をどうぞ。
そして、2月か3月に行われるマースレニッツァの時期には、ヨールカはないが、飾りはこのようになる。マースレニッツァの頃までイルミネーションを楽しめる。
あとは、「ジェーツキー・ミール(子供の世界)」というお店がある。
ここの1階のМУЛЬТというお店でチェブラーシカのぬいぐるみなどを買うことができる。しかし、値段は、高い。
子供服や子どものおもちゃなどが売られていて、ロシア人がどんなものを買っているのかを垣間見ることもできる。フードコートもあるので、散歩の途中に休むこともできるし、親子連れで訪れるお店だから、トイレもまあまあいい。
天井のステンドグラスの絵は、私が好きな画家のビリービンの絵だ。
そして、フードコートの横にひっそりと受付があるのだが、博物館と屋上もある。
私が行った2018年当時は無料だったのだが、現在は120ルーブル(約180円)かかるらしい。
ソビエト時代のおもちゃや絵本が展示されている。
屋上はこんな感じ。2018年は無料だったが、現在は120ルーブルかかるので、せっかく行くなら、晴天の日がおすすめ。そして、日没近くの夕暮れ時もいいらしい。
クレムリンも見える。
ものすごくズームにすると、モスクワ大学まで見える。
別の角度からは、スターリン建築の1つの芸術家アパートが見える。
ズームで撮るとこんな感じ。
ルビャンカ広場で下車して、ニコーリスカヤ通りを歩いて赤の広場まで歩くこともできる。