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12月25日は、舟橋聖一の誕生日

1904年12月25日に、舟橋聖一が生まれました。

日本大使館で借りてきて読みました。

この本の他に、日本に住んでいた時に、『新・忠臣蔵』を文庫本で読んでいました。
この『新・忠臣蔵』は、2000年の大河ドラマ『元禄繚乱』になったものです。

大使館にある本には、『悉皆屋康吉』、『とりかへばや秘文』、『好きな女の胸飾り』、『木石』、『川音』、『りつ女年譜』、『篠笛』、『華燭』が収録されています。

大使館で借りた本の解説を読んでいて知ったことがあります。
私は、てっきりペンネームかと思っていましたが、本名だったようです。
クリスマスに生まれたから、聖一と名付けられたことを知りました。

大体、その頃、私は、イプセン、ストリンドベルヒ、チェホフ、ハウプトマン、メエテルリンクをはじめ近代劇作家の作品を読む一方、黙阿弥、南北、近松、西鶴と、読みあさっていた。小説では、ツルゲエネフ。トルストイ。かえり見て、やはり一番多く読み勉強したのは、高等学校の三年間だろう

舟橋聖一集 新潮日本文学29 解説 p.560,下段,l.12~l.17

解説には上のようにあり、チェーホフやツルゲーネフ、トルストイを読んでいたことも知ることができました。

ちなみに、ロシア正教のクリスマスは1月7日なので、12月25日は普通の日です。

【12月25日の過去記事】


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チェブラーシカ
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