【私のこだわり旅】ラフマニノフのロシア最後の家を探して
11回訪れたロシア旅行時には、いつもこの本を持ち歩いていた。
ツアーでロシアを訪れているときは、自由時間もあまりなく、なかなか行けなかったが、5回目の旅行は、個人旅行にしたので、このガイドブックに載っているところで気になるところを歩いた。一人では怖いので、結婚前の夫と一緒に歩いた。
気になったのは、ラフマニノフのロシア最後の家。
住所も書いてある。
しかし、この住所を探すのが難しかった。
2014年1月1日。夫と一緒にこの住所を探してうろうろ歩く。
元日のモスクワは、もちろん安定の氷点下。
さらに、前日の大みそかは夜遅くまで花火が上がり、どんちゃん騒ぎだから、夫はかなりの寝不足。
今は、中心部なら次のような地図があちこちにある。
こういう地図を見て、探している番地にたどり着けることもできるが、2014年当時はこういうものは1つもなかった。
さらに、私の携帯は海外で使えないから、検索もできない。
夫はスマホを持っていたが、2014年元日当時の街中でのインターネット使用料は今と比べて高く、夫は、外では、一切スマホを見ることはなかった。
30分位さまよっただろうか?
絶対に見つけて写真を撮りたい私は、手がかじかむ中でもあきらめなかった。
そして、もう一度ガイドブックを見た。住所ではなく説明があるところを、もう一度読む。
映画館の裏の大きな建物とある。住所を無視して、その大きな建物をぐるっと歩いてみた。大きな建物は1つしかないから、間違いないと思った。
そして、ガイドブックにも書いてあるように、プレートを見つけた。
なんとか見つけることができた。
現在は国の機関の建物になっているから、中に入ることはできないが、この建物の3階に住んでいた。
私は、こんな感じで、ラフマニノフのロシア最後の家探しに苦労したが、クラシック音楽が好きな知り合いや友達がモスクワに来て、近くを通った時や、行きたいと言われた場合は、案内するようにしている。
これは、2018年6月に案内した時の写真。
2019年3月、ラフマニノフの銅像を見つけた。
ラフマニノフの銅像が眺めているのは、ロシア最後の家。
さらに、2019年12月には、日本から来た知り合いを案内した。
12月下旬だというのに、雪が積もっていない。2019年の冬は暖冬だった。
冬の写真しかなかったので、2022年7月に散歩中に夏の写真も撮った。
ラフマニノフのロシア最後の家の場所はこちら。
ラフマニノフの銅像の場所はこちら。
【10月22日の過去記事】
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