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北のリラ
ペテルブルクにある楽譜屋さん。
ネフスキー通りを歩いていると、下のような建物が目に入ります。この建物はドーム・クニーギです。本屋さんです。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30823962/picture_pc_110513d7e88b342300553a6fbebe0bea.jpg?width=1200)
この建物の隣に、「北のリラ」という楽譜屋さんがあります。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30823844/picture_pc_a48102adbee488b86f2bd0ad8013ea54.jpg?width=1200)
2011年12月にペテルブルクへ行ったときの自由時間で行きました。日本のように自由に好きな楽譜を手に取ってみることはできず、店員さんに欲しい楽譜を言うと、店員さんが棚から楽譜を出してくれて、それで見ることができます。
私は、プロコフィエフのピアノ・ソナタの楽譜を見せてもらいました。1番から9番まで全部入っていて、かなり分厚い楽譜です。
楽譜の裏表紙に値段のシールが貼ってありますが、ルーブルなので、円に換算して、私の計算が間違ったかと思うほどの安さです。
日本で輸入楽譜を買うと、1万円を超えたのに、2011年12月のレートで1500円ほど。店員さんに確認したところ、1500円くらいで間違いないことが分かり、嬉しくなって、買うことにしました。
会計の仕方がソビエト時代のままでこれまた貴重な体験でした。
楽譜が欲しいと言ったら、店員さんが楽譜の値段を見て、小さい紙に金額を書きます。
その小さい紙を渡され、私はレジに行きます。
レジのおばちゃんは、小さいメモを見て、金額を入力。
私はお金を払います。このおばちゃんは、仏頂面でなく笑顔でした。私のロシア語が変だったかな?
おばちゃんからレシートをもらい、それを先ほどの店員さんのところに持って行きます。
店員さんはすでに楽譜を袋に入れて待っていてくれました。
楽譜を受け取って買い物終了です。
事前に本で読んでいたソビエト式の買い物を経験できて嬉しかったです。
お店を出ようとしたら、チャイコフスキーの写真とともに、ピアノがあったので、先ほどのレジのおばちゃんに写真を撮っていいかを確認してから1枚撮りました。特に歴史的なピアノではないようです。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30823862/picture_pc_4a4b7a81549901d4a0648cfe3f23ec08.jpg?width=1200)
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