ロシアの餃子
ロシアには、ペリメニという水餃子があります。
日本のロシア料理レストランのペリメニ
日本にあるロシア料理レストランのロゴスキーのメニューにもペリメニがあります。
こちらは、渋谷ロゴスキーのペリメニです。
こちらは、ロゴスキー深沢カフェのペリメニです。
こちらは、ロゴスキーのホームページです。
レストランで食べることもできるし、オンラインショップで買うこともできます。
ロシア旅行時に調理器具を購入
2回目のロシア旅行の時、大型スーパーのアシャンでの買い物がツアーの中に入っていました。
アシャンへ行ったときに、調理道具が売られているところに行き、ペリメニを作る道具を買いました。
日本に帰国して使ってみましたが、使い勝手が悪く、結局、1つずつ手で包んだ方がいいので、1,2回使っただけで使わなくなりました。
このペリメニを作る道具ですが、現在もスーパーで売られています。
気になる方は、旅行時にチェックしてみてください。
ロシア旅行時にレストランでペリメニを食べた
旅行日数と行先によりますが、ロシア旅行のツアーに参加すると、日程の中で1回は、ペリメニが出てくると思います。
これは、2011年8月、初めてのロシア旅行時にモスクワのスヴォロフというレストランのペリメニです。
使い捨てカメラで写真を撮り、室内が暗かったので、何の写真かよく分からないと思いますが、一応、載せます。
こちらは、2016年8月、サンクト・ペテルブルクの近くにあるツアールスコエ・セローのエカテリーナ宮殿の近くのレストランのペリメニです。
モスクワに住んでから
モスクワに住むようになってから、甥や姪が夕ご飯によくペリメニを食べていました。
冷凍で売られていて、子供が食べやすいように、1つが小さく包まれているものもあります。
これは、大人用の普通のペリメニです。レストランなどでは、サワークリームをかけて食べますが、夫と私は、マヨネーズをかけて食べます。
ペリメニ専門店
モスクワ市内には、ペリメニ専門店があります。
これは、2018年8月のメニューなので、今と値段が全然違うと思います。
このペリメニ専門店は、このように作っているところを見ることができます。
この時は、8月だったので、окрошкаやсвекольникなどの冷たいスープもメニューに入っていました。
9月に行ったら、先ほどの冷たいスープはメニューから外れていたので、季節によってもメニューが変わります。
こちらは、スタンダードな豚と牛の合いびき肉のペリメニです。
このペリメニ専門店には、飲み物やサラダなども売られています。
また、ご自宅用に、冷凍のペリメニも売られています。ホテルに滞在していると、鍋でゆでるのが難しいけれども、アパートメントホテルに滞在していて、自分で調理ができる場合は、買うこともできます。
これは、2018年9月に行ったときの写真です。
左のは、豚と牛の合いびき肉、真ん中の黒いのは、いか、右のは、かにです。
皮の色や包み方を変えて、何の味か分かるようになっています。
こちらは、2019年12月に行きました。
黒いのと白いのは、上と同じ味です。緑のは、何の味だったか忘れてしまいました。
ペリメニ専門店のホームページです。
モスクワだけでなく、ロシアのいろんな都市にあります。
ペリメニスープ
また、我が家では時々ペリメニスープというのも食べます。
これは、ソビエト崩壊後、義母たちの世代の母親が、子供たちに安くて栄養のあるものをなんとか食べさせたいと考えて、生まれたレシピです。
スープのブイヨンをとるのに、骨付きの肉を使いますが、ソビエト崩壊後は、ものすごいインフレで、物の値段は高いのに、収入はないという状態になりました。
肉なんて、買えない時代がありました。そのときに、ペリメニをスープに入れて、なんとか栄養のあるもので、お腹が膨れるものを子供たちに食べさせたいと考えだされたのがペリメニスープです。
今でも、調理時間が短くてすぐに作れるので、時々ペリメニスープを食べます。
ペリメニを使って
また、邪道ですが、私は、インスタントラーメンにペリメニを5つほど入れて、ペリメニラーメンにしたこともあります。
日本で、ラーメンと餃子を食べるから、まあ、ペリメニラーメンはありだと思います。
さらに、私の知り合いは、ペリメニみそ汁というのを作って食べています。
ロシアでは、冷凍のペリメニがスーパーで売られているので、どこの家庭でも冷凍庫にペリメニがあると思います。
小腹が空いたとき、すぐに食べたいときなど、便利です。
ペリメニのレシピ
ちなみに、以前紹介したヴィタリさんの『はじめてでも美味しく作れるロシア料理』の中に、ペリメニのレシピもあります。
皮を作る時間がない場合は、餃子の皮を買ってきて、具を包んで、お湯でゆでればできあがりです。
水餃子は、油を使わずに、茹でるだけなので、油で焼くよりもヘルシーだと思います。
また、ゆで汁は捨てずに、スープのブイヨンに使えば、節約もできます。
【2月18日の過去記事】