12月22日は、ウスペンスキーさんの誕生日
12月22日は、ウスペンスキーさんの誕生日です。
2022年は、生誕85周年です。ウスペンスキーさんがお元気でこの日を迎えられたら、もっと嬉しかったのですが、それは、かないませんでした。
今回は、モスクワ市内にあるチェブラーシカ博物館を紹介します。
2013年、2015年、2018年、2022年と4回行っていき、毎回少しずつ内部が変わっています。
今回は初めて行った2013年の時の写真を載せます。他の年のは、またの機会に書きます。
チェブラーシカ博物館は、モスクワ市の南東部の住宅街の幼稚園の中にあります。
幼稚園の中に入ると、階段の踊り場には、水色列車にのっているチェブラーシカとゲーナとシャパクリャクのモザイク画があります。
階段横の壁もモザイク画でできています。
幼稚園なので、掲示板もありますが、そこにもシャパクリャクが描かれています。
チェブラーシカのソファもあります。
ソファの横には、チェブラーシカのぬいぐるみが飾られています。
ゲーナのぬいぐるみもあります。
私が訪れたのは、12月30日だったので、ヨールカの展示もあります。
ロシア連邦のクリスマスは、1月7日なので、12月30日でもヨールカはあります。
シベリアの木の木彫りのチェブラーシカです。
サユーズムリトフィルムスタジオのキャラクターたちがあちこちに描かれているソビエト時代のカレンダーです。当時の祝日が分かります。
チェブラーシカのお話を書いたウスペンスキーさんのサインが壁にあります。2008年5月29日に書いたものです。ウスペンスキーさんもこの博物館を何度も訪れていました。
それから、日本版のチェブラーシカの映画を作った中村誠監督と、チェブラーシカの声を担当した大橋のぞみさんも訪れていて、サインがあります。
日本からかなりたくさんの人がこのチェブラーシカ博物館を訪れています。
チェブラーシカを翻訳し、関係者の通訳もしていた児島宏子さんのサインもあります。
チェブラーシカは、電話ボックスで暮らしていたので、ソビエト時代の電話ボックスの電話もあります。
ソビエト時代は、消防車が01、警察が02、救急車が03、ガスが04だったようです。
かなりレトロなチェブラーシカがガラスケースに入っています。
ウスペンスキーさんの写真の展示も壁にあります。
棚には、ウスペンスキーさんの絵本がずらりと並んでいます。
また、ウスペンスキーさんが愛用していたタイプライターもあります。
ウスペンスキーさんが幼いころの写真です。
ウスペンスキーさんが着ていたジャンパーもあります。
別の部屋にもチェブラーシカ関連の展示があります。
幼稚園なので、掲示板にも手作りのチェブラーシカがたくさんあります。
モスクワの日本人学校の当時の子供たちもチェブラーシカ博物館と交流していたので、お手紙も展示されています。
ソビエト時代のチェブラーシカの展示です。私もこれと同じものを2つ持っています。
手作りのチェブラーシカなど、いろんなチェブラーシカが飾られています。
壁には、水色列車が描かれていて、そこに、訪れた人たちのサインがたくさんあります。
水色列車の絵が壁にあります。幼稚園だから、絵もとても上手でいい感じです。
私もこの壁に名前を書いてきました。
日本で販売されていたバスマットもあります。
チェブラーシカだけでなく、ゲーナのプラスチックのおもちゃもあります。
本当にいろんなチェブラーシカが飾られています。
まだまだソビエト時代のチェブラーシカのおもちゃがあります。
ゲーナのおもちゃもこんなにたくさん。
絵葉書のチェブラーシカもあります。
チェブラーシカの電話もありました。
チェブラーシカのライトもあります。
日本からのグッズもあります。
壁に立てかけてあるものは、手作りのチェブラーシカです。右側の折り紙は、モスクワ日本人学校の子供たちが作って持ってきたそうです。
チェブラーシカだらけです。
こちらも。
こちらも。
こちらも。
一番下の棚には、日本からのチェブラーシカがたくさん展示されていました。訪れた人たちがお土産として持ってきたようです。
上の棚は手作りのチェブラーシカですが、下の棚は日本からのチェブラーシカです。
コップ、歯磨き粉、石鹸、水筒、スプーン・フォークと日用品のあらゆるものまでチェブラーシカが描かれています。
プリャーニクというお菓子の型もあり、さらには、お菓子の包み紙もチェブラーシカです。
チェブラーシカのものを集めている人がいて、その人が博物館にと寄贈してくれたそうです。
チェブラーシカのお面と電化製品もあります。
ヨールカ飾りもあります。
カレンダーです。
チェブラーシカのバッジも。
手作りのチェブラーシカです。
粘土で作ったチェブラーシカとゲーナです。
チェブラーシカの写真スタンド。
ゲーナもあります。
バッジのコレクション。
ソビエト時代のチェブラーシカのおもちゃ。
奥には、チェブラーシカの切手があり、信号機の学習もチェブラーシカでできます。それから、ピン止めもあります。
モスクワの日本人学校のハルト君が作った折り紙。
後ろにあるチェブラーシカは、ソバの実で作られています。
これは、お米、ソバのみ、エンドウ豆を干したもので作ったチェブラーシカです。
帰りも、階段のモザイク画をじっくり見ました。
「友達の家」もモザイクでできています。
幼稚園なので、掲示板がありますが、そこにも、チェブラーシカが描かれています。
外に出ると、ウスペンスキーさんの作品の「プロスタクワーシナ」の家も再現されています。
日本語訳では、「フョードルおじさんと犬と猫」という本が出版されています。
そして、チェブラーシカのお話でおなじみの電話ボックスもあります。
2013年当時は、100番にかけると、チェブラーシカの声を聴くことができました。
電話ボックスの横には、ゲーナとチェブラーシカもいます。
一緒に写真を撮ることもできます。
もちろん、チェブラーシカとも。
このチェブラーシカが、日本から博物館に来てくれる人を待っています。
早く国際情勢が落ち着いて、日本からたくさんチェブラーシカ博物館を訪れる人が以前のように増えるのを願っています。