ウスペンスキーさんとの思い出
8月14日は、チェブラーシカの作者のウスペンスキーさんの命日。
2022年の今年もお墓参りに行ってきました。
地下鉄駅を降りて、バス停の場所に向かいましたが、工事中で、本当にバスが来るのか?と心配になる状態になっていました。その後、定刻通りバスが来ました。毎年、バス停の様子が変わっているので、道が分かっている私でもドキドキします。
612のバスの時刻表は下に書いてあります。30分に1本というのは、相変わらず変わりません。
バスを待っているときは、木陰で涼しかったのですが、墓地は、日影があまりなく、暑かったです。
バスに乗った時に、ほのぼのとする出来事がありました。
年金生活者のおばちゃんがバスに乗りました。
年金生活者は、バスや地下鉄などの公共交通機関の運賃が無料です。個人のカードをかざして、バスに乗ります。私は、別のドアから乗ったので一部始終を見ていたわけではありませんが、座席に座ってからも年金生活者のおばちゃんたちはなにやらやりとりをしていました。1人の年金生活者のおばちゃんは、無料になるカードを忘れたようで持っていませんでした。そこで、別の年金生活者のおばちゃんが、私のカードを使ってと渡して、カードをかざしました。どうみても、年金生活の年齢のおばちゃんだから、不正乗車ではないので、こうやって助け合う姿を見て、やはりこの国の人たちの助け合い精神はいいなと思いました。
なんだか、お墓参りに行く前にほっこりしました。
経済制裁を受けて、生活が大変でも、こういう精神の持ち主の人たちがいるというのは、本当に誇りです。
墓地に着いても、ほっこりする話がありました。ウスペンスキーさんとシャインスキーさんのお墓は、21区にあります。21区に行くには、途中階段をのぼります。そこが一番近い行き方ですが、私が行った時間は、ちょうど階段の工事が始まるところでした。階段を少しのぼったら、テープが貼られていて、21区に行くことができませんでした。
それなら、遠回りをしておくの通路まで行ってから行くしかないなあと思っていたら、作業員の一人が、「奥の通路まで行って。」と言いました。まあ、仕方がないと思い、奥の通路へ行こうと引き返したところで、別の作業員が、「いいよ。通っていいよ。」と言いました。そして、一度テープをはがしてくれて、通してくれました。21区の方でもテープが貼られて途方に暮れている夫婦がいて、その人たちも通してもらっていました。
ここでも親切な人が健在です。
そんなほっこりする話が続いて、なんだか今日はいい日だなと思いました。
ウスペンスキーさんのお墓のチェブラーシカは、やはり剥げてしまっています。
背中合わせのシャインスキーさんのお墓です。
ロマン・カチャーノフ監督のお墓です。
お墓への行き方は、たびこふれの記事にも書きました。
ウスペンスキーさんとの大切な思い出なので、この続きは、有料記事にさせてください。
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