人生を変えた出会い~ロシア民謡~
「人生を変えた出会い」ということで、これから、数回にわたって書いていきます。
当時は、人生を変えるとは思ってもいなかったことが、今となれば、ここからだったかなと思います。
それは、「ロシア民謡」。
定期的に行われるCDの安売りで、母が971円で買ったCDが「ロシア民謡」でした。
受験勉強の傍ら、なんとなく、聞いてみました。
ギターやマンドリンの演奏で歌詞はついていないCDでしたが、もの悲しいメロディーにひかれました。
その時に、「ロシア」が気になり始めました。
あとで聞いたけれども、私が生まれる前から、母はともしび喫茶に通って、ロシア民謡に親しんでいました。
母は、大阪万博では、ソ連館のガガーリンだけを見に行きました。しかも、静岡から大阪まで行き、4時間並びました。
また、母は小学校6年の道徳の教科書に載っていた、トルストイの「人にはどれだけ多くの土地がいるか?」という話が好きです。
母のロシア好きが、高校3年の秋に私に受けつがれた瞬間、私の人生を変えた出会いの始まりです。
あの時、ロシア民謡を聞かなければ、ロシアに興味をもたない人生だったかもしれません。
高校3年の秋
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