【展覧会】РОССИЯ パビリオン75 各地域のブース
2023年11月4日から2024年7月8日までモスクワのВДНХで開催された展覧会『ロシア』。
ロシアだけで万博をやってしまったような規模の展覧会が無料で公開されました。
7月8日の家族の日を最終日に、8か月間開催された展覧会は閉会しました。
閉会したので、展覧会『ロシア』で見た展示をこれから徐々にアップしていきます。予定では、50近い記事になります。
まず、パビリオン75で行われた89の州が出展したブースの展示です。
日本でいう都道府県みたいなものが89もあるので、それだけでもかなりのボリュームになります。
さらに、私は、何回も展示を見に行きました。
各ブースでは、定期的に展示内容がいろいろ変わりました。
ブースによっては、ご自由にどうぞと何かもらえるものもありました。
そんなこんなを紹介するので、写真の数がものすごく多くなっています。
各州ごとに紹介してもいいけれども、89の記事になり、89日もかかってしまいます。
近隣地区ごと何回かに分けて紹介してもいいかもしれないけれども、「あの州はどの記事にある?」と探すのが大変になるかもしれないと思い、1つの記事にすることにしました。
8500字を超えていて、到底、1回では、すべて見切れないと思うので、少しずつご覧ください。各地域の紹介順は、パビリオン内の展示の順番になっています。
パビリオン75は、このような建物です。各州の旗もあります。
極東
イベントが行われることもあります。
カムチャッカ
ここは、いつも行列になっていました。
火山の噴火の様子の映像を見ることができたと思いますが、結局、並んで見ることをしませんでした。
ヤクート共和国
ヤクート共和国の衣装が、定期的に変わるので、何回か写真を撮りました。
装飾が素晴らしいので、拡大して撮りました。
ヤクート共和国の物の展示もあります。
4月になると、衣装の展示がまた変わりました。何度行っても楽しめます。
マガダン州
沿海州
ユダヤ人自治区
ハバロフスク地方
チュクチ自治管区
アムール州
ドレスの展示
ドレスの展示も定期的に変わるので、何度も楽しめました。
チェリャビンスク州
一緒に行った友達が、「チェリャビンスクと言えば、隕石だよね。あるかな?」と言ったら、本当に展示されていました。今まで気づかず、4月になって気づきました。1回では、見落としもあるので、何度も行けてよかったです。
サハリン州
2023年11月は蟹の展示がありました。
その後、蟹の展示はなくなり、壁になりました。会期中にブースの模様替えもよくあります。
4月には、カヌー体験をやっていました。
サハリンの木製の地図パズルもあります。
4月にリニューアルしてからは、サハリン州の地図の展示がありました。
顔出しもあります。
ブリヤート共和国
天井には、ブリヤート共和国の地図があるブースです。各ブースのデザインも工夫されていて、見ていて飽きません。
現地の人もブースに来ていました。
パンフレットをもらいました。
ザバイカル地方
ハンティー=マンシンスキー自治管区
QRコードを読み取ると、マンモスがよみがえるらしく、大勢のおばちゃんたちが、スマホでQRコードを読み取っていました。
4月にリニューアルした後は、QRコードが消え、マンモスが増えていました。
クルガン州
ヤマロ=ネネツ自治管区
スヴェルドロフスカヤ州
アジアとヨーロッパの境界線があるところです。
チュメニ州
スノボーをバーチャルで体験できるようで、順番待ちをしている人たちです。
春になり、地図の装飾が変わりました。
アルタイ共和国
ケメロヴォ州
演奏している人がいました。
ハカシヤ共和国
クラスナヤルスク地方
トムスク州
トゥイヴァ共和国
イルクーツク州
何か歌いながら踊っていました。
アルタイ地方
ノヴォシビルスク州
ホッケーができるスペースがありました。
ルービックキューブでモザイク画を作っている最中でした。
オムスク州
ものすごく小さいマトリョーシカの展示もありました。
このロケットもいつも行列になっていて、結局入りませんでした。
フードコート
フードコートもあり、ボルシチは250ルーブル、ペットボトルの水は100ルーブルでした。
カリーニングラード州
琥珀の産地なので、ロボットで採掘作業を疑似体験できるコーナーがありました。
アルハンゲリスク州
原子力潜水艦の模型です。
メゼニ塗りの産地です。
ロモノーソフの出身地なので、写真を撮れるスポットもありました。
ヴォログダ州
11月の時は、青い壁に覆われていたブースです。
しかし、4月には、このようにブースが変わっていました。
4月のリニューアルの後は、さらに、変わりました。
ヴォログダと言えば、レースが有名です。
ネネツ自治管区
新年の頃はヨールカもありました。
ノヴゴロド州
プーチンさんのお言葉も壁にあります。
ノヴゴロドは行ってみたいところなので、パンフレットをもらいました。
カレリア共和国
定期的に展示が変わります。
このブースはパンフレットがたくさん置いてあり、しかも、「どんどん持って行って。」と言った感じだったので、いろいろもらいました。
この折り畳み式の地図は、便利です。
観光名所の説明もあります。
カレワラの絵葉書と冊子です。
カレリアの地図です。
冬のキジ島の旅行案内です。
プスコフ州
11月の時は剣の展示でした。
定期的に展示が変わりました。
旅行に役立つパンフレットなどをもらえました。
子どもが楽しめるように塗り絵もありました。
サンクト・ペテルブルク市
跳ね橋です。
跳ね橋は、いつも開いているだけで、動かないと思っていましたが、ある時行ったら、動く時間だったようで、跳ね橋が閉じていきました。
跳ね橋が閉じました。
再び、跳ね橋が開きました。
2月3日は、『女医の日』で、歩いていたら、半ば強引に渡されました。
レニングラード州
乗り物体験ができるコーナーがありました。写真に撮りませんでしたが、11月や12月の頃はリフトでした。
立体パズルもありました。
リニューアル後です。
車の体験になっていました。
コミ共和国
ここにも、プーチンさんのお言葉があります。
ムールマンスク州
手を入れて触ることもできました。
マスコミの撮影スポット
家族スペース
2024年は、『家族年』となったので、会期途中でこのような空間もできました。
タタールスタン共和国
民族衣装を着た人たちもいて、一緒に写真を撮ることもできました。
リぺツク州
実演している人もいます。
トヴェリ州
車両を作っている地域です。
運転シミュレーションもありました。
私が行ったときは、休憩中でしたが、いつも行列ができていました。
スモレンスク州
ガガーリン生誕90年のボールです。
ベルゴロド州
別の日は、何やら演奏していました。
ヴォロネジ州
ウラジーミル州
名産のプリャーニクの展示もありました。
ある時、マスタークラスがありました。出発が遅れて、間に合いませんでしたが、かなり難しそうな刺繍だったので、見るだけで良かったです。
11月に行ったときは、観光のパンフレットがたくさんありました。
イワノワ州
布の産地です。
観光パンフレットなどをもらいました。
ヤロスラヴリ州
コストロマ州
ブリャンスク州
リャザン州
オリョール州
オリョール州の次の企画で、私は、ロシアの89の州の全ての名前と場所を覚えました。
2月には、民族衣装を着た人たちが手仕事をしていました。
ロシアでミサンガというのか分かりませんが、ミサンガを作っていました。
オリョールの刺繍です。
モスクワ州
ある時は、ボクシングをしていました。
タンボフ州
床に鍵盤があり、演奏できます。
ある時は、オオカミの着ぐるみがいました。
顔が怖いけど。
モスクワ市
いろいろもらいました。
絵葉書ですが、デザインが素敵です。
マグネットもあります。
観光に便利なモスクワの地図です。
新年のイベント情報です。
モスクワのレストランとバーの案内です。
子どもと一緒に楽しめる場所のガイドブックです。
トゥーラ州
トゥーラと言えば、サモワールです。
トゥーラの観光名所の模型があります。
大きいサモワールとプリャーニクです。
本当に大きいプリャーニクでした。
観光に役立つパンフレットももらいました。
クールスク州
パンフレットをもらいました。
カバルディーナ・バルカリア共和国
チェチェン共和国
北オセチヤ共和国ーアラニヤ
カラチャエヴァーチェルケシ共和国
垂直跳びをやっていました。
ダゲスタン共和国
イングーシ共和国
ヘルソン州
新聞をもらいました。
スタヴロポリ地方
ザパロージェ州
新聞をもらいました。
ドネツク人民共和国
ロストフ州
チェーホフの出身地なので、パズルもありました。
行きたい所なので、パンフレットをもらいました。
ルガンスク人民共和国
クラスナダール地方
民族衣装を着た女性がいました。
女性だけでなく男性もいました。
たまたま歩いていたら、声をかけられ、「どこから来た?」と言われました。「日本から。」と言ったら、ブースの人や周りの人が驚いて、クラスナダールにまつわるクイズに参加することになりました。
問題はロシア語なので、読むのが大変だし、知らない答えもあったので、適当に答えました。一番正解した人は商品をもらっていました。
セヴァストーポリ
何やら演武をしていました。
2月3日の『女医の日』と知らずに行ったら、各ブースに人工呼吸のマネキンが転がっていました。場所によっては、手術体験ができるマネキンも転がっていました。
ロシアの人工呼吸の仕方は日本と同じなのかを知りたかったので、体験してみました。日本と同じようにすることが分かりました。
クリミア共和国
行った日は、バラで作られた製品をアピールしている日でした。
メモ帳や絵葉書をもらいました。
ここへいつか行ってみたいです。
アストラハン州
アディーゲヤ共和国
民族楽器も。
ヴォルゴグラード州
2月3日は、激戦地のスターリングラードが解放された日だったようで、当時の新聞のコピーとリボンをもらいました。
カルムィク共和国
マスタークラスもしています。
私が写真を撮っていたら、この女性が話しかけてきました。
「どこから来たの?」と。
「日本から。」というと、少しがっかりしていました。どうやら、カルムィク人かな?と思ったようです。
その後、「夫は1年エリスタに住んでいたし、マハンも作って食べたよ。」と話したら、驚いていました。
さらに、夫は、この展覧会のどこかのブースで働いていると思ったらしく、会いたいと言い出しました。夫は、別の所で仕事をしていると話したら、これまた残念がっていました。
こういう風にブースの人と触れ合えるのもこの展覧会の良かった点です。外国人が来ると思っていない人がほとんどで、ロシアのどこの地域からというのを前提で訊いてくる人が多いのも良かったです。
ニジニ・ノヴゴロド州
カルーガ州
民族衣装の展示もありました。
旅行のパンフレットをもらい、2月3日の『女医の日』に行ったら、健康に関するパンフレットをたくさんもらいました。
民族衣装の展示がある博物館のパンフレットです。
カルーガの地図です。
ここから健康に関するパンフレットです。私に子供がいると思ったようで、子どもを依存症から守るためのパンフレットです。
若者のための食事です。
癒される音についてのパンフレットです。
しょっぱい、しょっぱくない? 塩分に関するパンフレットです。
若者の食事についてです。
1週間の献立が書かれています。
サマーラ州
素敵な衣装を着た女性たちがいました。
2人が逆方向を向いて立ってくれていたので、前から後ろからと両方の様子が分かりました。
春になっても、衣装を着た女性がいました。
バシュコルトスタン共和国
民族楽器を演奏している人がいます。
実演をしている女性たちもいます。
チュヴァシの博物館にある刺繡の地図だと思います。
民族楽器の展示もありました。
大きいマトリョーシカも。
タイミングよく、音楽に合わせて踊っている人がいました。
踊っていた人の衣装の後ろ姿です。
マリ・エル共和国
ガイドブックと地図をもらいました。
サラトフ州
チュヴァシ共和国
ロシアの刺繍地図を作ったチュヴァシ共和国のブースです。
チュヴァシ共和国の音楽を聴くことができました。
この民族衣装を着て写真を撮りました。
団体さんが来て、巨大な地図パズルをやっていました。
写真はありませんが、2月には、牛の乳しぼり体験をやっていて、元気のいい男性に呼びこまれ、一緒に行った友達と牛の乳しぼり体験をしました。まあ、乳でなく、水が出てくる仕組みになっていました。
有名な選手なのか、ブレイクダンスをしていました。
ブースの人たちも一緒に踊り始めました。
チュヴァシ共和国のブースに行き過ぎて、ブース以外の所であっても、「あら、こんにちは!」とお互い顔見知りになったブースの人(ジーパンをはいている女性)も踊っています。
オリンピックのロシアチームのユニフォームを作っているのがチュヴァシ共和国だと分かりました。
2008年の北京オリンピックのユニフォーム。
刺繍があります。
オリンピックのユニフォームの展示をしていたから、ダンスをする人たちが来ていたのだと思いました。
しかし、このパビリオンは、人も多いし、電気も使っているし、4月になったら、熱気で暑かったです。そのため、踊る人は汗だくで大変そうでした。
別の日は、民族衣装の帽子の展示になっていました。
チュヴァシ共和国のブースに一番たくさん行ったと思います。そこでもらったものです。
絵葉書です。
12月1日は『チュヴァシの日』で一日中イベントが予定されていて、そのチラシです。
歯のシールです。
蜂蜜のパンフレットです。
イワン・チャイのパンフレットです。
オレンブルク州
ペンザ州
ウリヤノフスク州
イシューシンの操縦もできるようになっていました。
私が行ったときは、休憩中でした。
4月に行くと、休憩中でも勝手に遊んでいます。
最初からあったのか分かりませんが、高速充電できる場所がありました。
リニューアル後は、イリューシンがなくなり、そこは、サメになりました。
キーロフ州
この人形は左右に動きました。
キーロフのマトリョーシカです。
ここでも、QRコードを読み取ると、恐竜が動きます。
ここでも牛の乳しぼり体験をやっています。
パンフレットとマグネットをもらいました。
モルドヴィア共和国
12月に行ったら、素敵なビーズが展示されていました。
2月には、ステージで新体操を披露した女の子たちが、小さい子に教えています。
2月3日の『女医の日』に配られていたパンフレットです。
ウドムルト共和国
ペルミ地方
お土産売り場
新年の頃は、このようなヨールカが飾られました。
ロシア全土のお土産が売られていましたが、高いので、私は、チャーガ茶とシーバックソーンのジャムだけ買いました。
買いませんでしたが、ブリヤート共和国のチョコレートも売られていました。
Tシャツ売場
プーチンさんのサイン入りのTシャツが売り出されたというニュースがあり、売り切れたら困ると思って、すぐに出かけました。
しかし、値段が高くて買えませんでした。
Tシャツだけでなく、トレーナーもあります。
帽子も。
さらに、プーチンチームというのもあります。
マスコミブース
テレビ局のブースもありました。
ニュースキャスターになった気分で撮影。
こちらは、生放送中でした。
ステージ
パビリオンの中にはステージもありました。
2023年11月に見たコンサートです。
出演者も衣装を着て、近くにいます。
『イルクーツクの日』のコンサートです。
2023年12月もコンサートを聴きました。
2024年1月も聴きました。
バラライカの演奏もありました。
ジェット・マローズと雪娘も登場しました。
カラフルな衣装がかわいいです。
2月3日は、スターリングラードが解放された日なので、そのような舞台になっていました。
東京オリンピックのロシアチームのユニフォームを着たグループのダンスです。
日本の扇をイメージして、ロシア国旗をデザインしたこのユニフォームはやっぱりいいです。こうやって見ると、欲しくなりましたが、もう品切れです。オリンピック前に買っておけばよかったです。
扇子をうまく使ってロシア国旗のカラーも出しています。
ブレイクダンスです。
鍛えられた腹筋がすごいです。
このステージの客席に、チュヴァシ共和国が作ったロシアの刺繍地図の展示があります。
ロゴ
今回の展覧会のロゴは、いろんなフォントで作られています。
こういうデザインは素晴らしいです。
これがいろんなフォントで書いた『ロシア』です。
メッセージカードも置いてありました。
さらに、春になったら、植物の飾りもありました。
竹馬みたいなのに乗っているのか、背が高い人もいました。
そして、春になったら、花の飾りになり、花のドレスの写真を撮ることもできました。
無料で、約8か月間楽しめた展覧会『ロシア』。
展覧会『ロシア』の関連記事は、
#展覧会ロシア
から見ることができます。
これから、徐々にどんな展示があったのかを紹介していきます。
長い記事を最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。