【展覧会】ロシアの物語 ヴァスネツォフから現代まで
2022年2月22日から5月10日まで新トレチャコフ美術館で開催予定だった展覧会『Русская сказка(ロシアの物語)~ヴァスネツォフから現代まで』を紹介します。
コロナが流行りだしていて、日本から友達がモスクワに来る予定で、一緒にこの展覧会を見に行くつもりでした。
しかし、この時期、熱があれば、有無を言わせず病院に隔離されたり、中国人がロシアに到着後、隔離しないといけないのに、ホテルから脱走し、それを捕まえるためにアジア人に片っ端から声をかけ、顔認証をしていたりなどで、友達はモスクワに来ませんでした。
有料の展覧会ですが、友達があとで来た時にもう一度見てもいいから、とりあえず、早めに一度行こうと思い、2月26日に見に行きました。
その後、3月にロシアも国境封鎖、すべての飛行機が飛ばなくなり、ステイホームとなったので、本当に行けるときに行っておいてよかった展覧会でした。
こんな状況での開催だったので、ほとんどの日本人はこの展覧会を見ていないと思うので、紹介します。
こちらが、新トレチャコフ美術館です。
西側の展示部分で行われたので、こちらが入り口です。
入り口前には、このような展示もありました。
日本の国旗もあります。
荷物検査をして会場に入ります。
1階にクロークがあるので、コートを預け、1階のトイレに行きました。お土産屋さんも1階にあるので、展覧会を見る前に覗きました。
エスカレーターをのぼっていくと、このような展示があり、会場に着きました。
ロシア語ですが、写真を拡大すれば、読めるかな?
夫が好きな画家のヴァスネツォフの絵です。
こんな風に紹介する気もなく、ただ、気になった絵を写真に撮ったので、誰の絵か分からないものもあります。
ロシア語が分かる方は読んでください。私がこの展覧会に行きたいと思ったのは、私の好きな画家のビリービンの絵の展示があるということを知ったからです。
ネーステロフの絵です。
こちらも絵の雰囲気からネーステロフだと思います。
『魔法の森』ということで、森をイメージした展示です。
こちらは、トレチャコフ美術館でいつも展示されているヴァスネツォフの絵です。残念ながら、ガラスが反射して、写真は悪いです。常設展示の方がいいです。
この展覧会の魅力は、絵の展示方法が独特だったことです。森の雰囲気を出して、木や熊なども展示されています。
これは、夫が好きなヴァスネツォフの絵を真似したものです。先ほどの木の幹に展示されています。
こちらも、先ほどの木の幹に穴が開いていて、そこを覗くとこんな風に見えました。
ビリービンの絵です。
森の動物たちの展示もあります。
こちらもビリービンです。
上の説明文は、こんな風に木の幹にあります。この展覧会は、見せ方がものすごく工夫されていました。
こちらも、木の幹に穴があいていて、そこを覗くと見えました。
先ほどのビリービンの展示はこのようになっていました。
熊もものすごく大きいです。人が写っているので、大きさが分かると思います。この熊の背中に登って滑ってみたいと思うくらい大きかったです。
こちらも穴を覗いて見えたものです。
先ほどのヴァスネツォフの絵は、こんな風に展示されていました。
次の展示コーナーへ移動しました。
この展示は子供たちに人気でした。
小さい窓から順に紹介します。
この子たち、このうさぎの展示が気に入ったようで、「ママ、見て。持ち帰りたい。」と言って、何度も見ていました。
動画の展示もありました。
こちらは、ビリービンの絵です。
こちらもビリービンです。
これもビリービンです。
へびの説明です。
これは、床に画面がありました。
バーバ・ヤガーです。
こちらもビリービンの絵です。
写真では分かりませんが、小さい絵でした。
こちらもビリービンです。
海の展示の部屋になり、波があちこちにあります。
『カエルの王女』
ビリービンの絵です。
ロシアの民族楽器がたくさん描かれています。
金の魚もあります。
動画でした。最後に貼ったYouTubeでも紹介されています。
こちらも動画でした。最後に貼ったYouTubeでも紹介しています。
会場はこんな感じでした。森と同じように、海の展示も独特です。
この展覧会は、5月10日までの予定でしたが、ステイホームなどで、出かけられない時期があったので、9月20日まで延長されました。
それでも、出かけられない人のために、オンラインツアーの動画がアップされました。(47分32秒)
音声はロシア語ですが、私の写真では分からなかった展覧会の空間も動画だと分かると思います。
私が、いいなと思って写真を撮ってきた作品は、この動画の中でも説明しています。
この記事が参加している募集
最後までお読みいただきありがとうございます。 有料記事は、全文を読むことができるように設定しているものもあります。 無料記事に対するサポートもありがたいです。