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映画アンパンマンフルマラソンメモ※随時更新

こんばんは、チェ・ブンブンです。現在、映画アンパンマンフルマラソンを済東鉄腸さん(@GregariousGoGo)と走っている。20本近く観てきたこのタイミングで簡単に参照できるメモを残しておくべきだろうとこのnoteを書くことにした。どの映画がどういった内容なのか、どのような悪が行われるのかなどといったことを軽くメモしていく。アンパンマンフルマラソンを走られる方、アンパンマンガチ勢の方の参考になればと思う。


1作目:キラキラ星の涙(1989)

【あらすじ】ナンダ・ナンダー姫がアンパンマンワールドに不時着。失われたキラキラの涙を追って冒険する。
【ゲスト】ナンダ・ナンダー姫、マルデ・ヘンダー(CV折笠愛/水島裕)
【特徴】
▶アンパンマン映画の中で最長75分
▶しょくぱんまんのパンチによってばいきんUFOにダメージを与える貴重な描写がある
▶氷の女王に対してアンパンマン号のかまど火炎放射でオーバーキルする
 -ユキダルマンが巻き添えを食らって大量死する
▶てんどんまん、かつどんまんの具がばいきんまんに捕食される場面がある
▶アンパンマン最強キャラランキングでおむすびまんはC-の評価を受けている。これは通常のアンパンマンと同格なのだが、刀を使った活躍っぷりからC、C+でも良い気がする
▶アンパンマン、しょくぱんまん、カレーパンマンがカビまみれとなり地盤沈下で圧死の危機に瀕する

2作目:ばいきんまんの逆襲(1990)

【あらすじ】ばいきん仙人の策略でばいきんまんがメコイスの壺を強奪しようとする。そこにヤーダ姫を迎えたアンパンマンサイドが追いかけてくる。
【ゲスト】ヤーダ姫(CV日髙のり子)
【特徴】
▶あからさまにヤーダ姫の造形が『風の谷のナウシカ(1984)』
▶変化するばいきんまんとのボスラッシュ回となっている
 -バイキングモ
 -バイキンドラゴン
 -ばいきん大魔王
 -メコイスの大魔王
▶「メコイス」は吸い込めを逆から呼んだもの

3作目:とべ! とべ! ちびごん(1991)

【あらすじ】緑の玉強奪しに来たばいきんまんとちびごんが対峙する
【ゲスト】ちびごん(CV高山みなみ)
【特徴】
▶ホラーマンは元々ばいきんまんサイドではなく、ちびごんの教育係であった
▶ホラーマンがばいきんまんに捕まっている中、しょくぱんまんに恋するドキンちゃんに一目惚れする
▶窮地と根性によってちびごんが覚醒する

4作目:つみき城のひみつ(1992)

5作目:恐竜ノッシーの大冒険(1993)

【あらすじ】SLマンに乗ってピクニックする過程で恐竜の国に迷い込む
【ゲスト】ノッシー(CV TARAKO)
【特徴】
▶同時上映短編が『かいけつゾロリ まほう使いのでし・大かいぞくの宝さがし』
▶SLマンは水陸両用
▶ゴロンゴラは石化魔法を使ってくる

6作目:リリカル☆マジカルまほうの学校(1994)

7作目:ゆうれい船をやっつけろ!!(1995)

【あらすじ】白馬マリンを誘拐したばいきんまん一味がガイコツ島でロールパンナを改造。まごころ草を奪い、ブラックロールパンナとしてアンパンマンと対峙する
【ゲスト】マリン(CV不明)
【特徴】
▶ロールパンナ映画初登場回
 -ロールパンナは「まごころ草」のエキスと「バイキン草」のエキスがパンに混ざりできている
 -メロンパンナの方が先に誕生しているのだが、ロールパンナは彼女の姉と定義されている
▶通常映画では巨大生物やメカと戦うことがメインとなるのだが、本作はブラックロールパンナとの近接戦闘がメインとなっている
▶ブラックロールパンナとの戦闘がメインすぎて「ゆうれい船」の存在が薄い

8作目:空とぶ絵本とガラスの靴(1996)

9作目:虹のピラミッド(1997)

10作目:てのひらを太陽に(1998)

11作目:勇気の花がひらくとき(1999)

【あらすじ】24時間戦えますか状態のキララ姫は業務にうんざりしていたところ、飛来してきたドキンちゃんと立場を入れ替わり自由の身となる。一方、ばいきんまんはこてつちゃんの星を侵略し、潤沢な資源を持ってアンパンマン討伐の準備を進めていた
【ゲスト】キララ姫(CV雛形あきこ)
【特徴】
▶アンパンマン雑談でよく話題にあがる鬼畜回
▶ばいきんまんがアンパンマン対策をガチる
 -ジャムおじさんの基地を破壊する
 -アンパンマンサイドを鉄球に変える
 -ゲストキャラを人質にしアンパンマンを業火燃え上がる工場へ突入させようとする
 -ゲストキャラを火の海に投げ込む
▶ゲストキャラとの恋の駆け引きがある(アンパンマンの好きとキララ姫の好きに解釈違いが発生し、これきっかけで貴重な資源「勇気の花のジュース」を失うこととなる)
▶「勇気の花のジュース」が練りこまれていない状態でパン交換を行っても元気三倍にしかならないことが証明されている(ヘタレアンパンマン)
▶序盤から姫の過労描写がありダークな内容
▶大気圏突入から攻撃するロケットアンパンチの作画が凄く、『だだんだんとふたごの星』のスターライトアンパンチと並ぶ名シーンとして語り継がれている

12作目:人魚姫のなみだ(2000)

【あらすじ】地上の世界に憧れを抱くサニー姫がおばばのいいつけを守らず、紅のヒトデ髪飾りをつけて人間型としてアンパンマンたちと交流する。そんな中、うずまき城はばいきんまんによる侵略と海の怪獣ゴロンゴラの目覚めにより滅亡の危機に瀕していた。
【ゲスト】サニー姫(CV南果歩)
【特徴】
▶『リトル・マーメイド(1989)』をベースとした内容
▶『恐竜ノッシーの大冒険』のボス:ゴロンゴラ再戦。別個体なので、ゴロンゴラの光線を浴びるとヒトデになる。
▶かびるんるん軍団とのチェイスシーンが怖い

13作目:ゴミラの星(2001)

【あらすじ】ヤーダ星がゴミの惑星となり、アンパンマンワールドに落ちてくる
【ゲスト】ヤーダ姫(CV酒井法子)
【特徴】
▶『ばいきんまんの逆襲』同様、ヤーダ姫がゲストとして登場するも別キャラ扱いとなっている
▶『アルマゲドン(1998)』の影響を露骨に受けており、ゴミラが自己犠牲となる場面はブルース・ウィリスさながら
▶メロンパンナのメロメロパンチが効果を発揮する回。惑星のジェットエンジンをメロメロにさせる描写がある
▶ボスキャラであるダストデーモンが強敵。再生分離能力を持つ、ゴリラ型に進化する能力があり、ゴミを食べて巨大化したゴミラでも太刀打ちできなかった

14作目:ロールとローラ うきぐも城のひみつ(2002)

【あらすじ】ロールパンナがローラ姫と出会い仕事を手伝うも、ばいきんまんの手によってブラックロールパンナに変身しアンパンマンとの一騎打ちを狙う。
【ゲスト】ローラ姫(CV:黒木瞳)
【特徴】
▶しょくぱんまんとカレーパンマンがブラックロールパンナの手により闇堕ちする
▶アヴァンタイトルが3DCG
▶ロールパンナが救いの手を差し伸べるパートに時間が割かれている

15作目:ルビーの願い(2003)

16作目:夢猫の国のニャニイ(2004)

【あらすじ】メロンパンナが目を覚ますと夢に見た卵が目の前にあり、そこから生まれたニャニイを育成する。
【ゲスト】ニャニイ(CV西村知美)
【特徴】
▶メロンパンナが子猫を育てる話がメインとなっている
▶ボスキャラは土地の魔物であるので強い。ばいきんまんもムーマの魔法を食らうこととなる
▶ニャニイが絶体絶命のところで覚醒するそれまでは西村知美は「ニャー」としか言わない

17作目:ハピーの大冒険(2005)

【あらすじ】アンパンマンにあこがれを抱くハピーがアンパンマンに弟子入りする
【ゲスト】ハピー(CVともさかりえ)
【特徴】
▶アンパンマンに弟子入りするも肉体労働にやつれるハピー像
 -アンパンマンの世界は体力勝負なところが強調される
▶謎の芋虫グリンガが強い
 -なんでも食べるので野放しにしておくと工場が食い尽くされる
 -ドデカツリーの葉を食べると巨大化する
 -繭を使って進化すると、芋虫光線が使えるようになる
 -最終形態メタルグリンガになると正面からの攻撃は一切通用せず、内部からの攻撃以外受け付けなくなる

18作目:いのちの星のドーリィ(2006)

【あらすじ】いのちの星に命吹き込まれたわがまま人形ドーリィがスーパーかびだんだんにより滅亡しかける町を守ろうとするアンパンマンを見て改心する
【ゲスト】ドーリィ(CV安達祐実)
【特徴】
▶アンパンマン雑談でよく話題に上がる名作回
▶「アンパンマンのマーチ」に対するツッコミが軸となっている
▶スーパーかびだんだんが異常に強い
 -サポートキャラのカビの木で固定化させる
 -かびるんるんにさせる変身魔法を使用
 -カビファイアによってアンパンマンをかびらせ内なるいのちの星を蒸発させる(パン交換不能の実質的なデス魔法)

19作目:シャボン玉のプルン(2007)

20作目: 妖精リンリンのひみつ(2008)

【あらすじ】ばいきんまんがアンパンマン打倒のために原料である「勇気の花」を枯渇させる
【ゲスト】リンリン(CV土屋アンナ)
【特徴】
▶ばいきんまん頭脳戦回
▶原料不足により、3倍アンパンマンとなるのだが、『勇気の花がひらくとき』の「元気3倍」から進化して「勇気3倍」となっている。元気<勇気<スターライトの順に強い
▶本作はボスラッシュ回となっており、かつてのボスすなおとこ(『虹のピラミッド』)、氷の女王(『キラキラ星の涙』)が中ボスとして現れ、その上でばいきんまんのメカ「ズダダンダン」と対決する

21作目:だだんだんとふたごの星(2009)

【あらすじ】ふたごの妖精キララとキラリが喧嘩する中でアンパンマンワールドに墜落。アンパンマンはキララを助け、ばいきんまんは謎の妖精となったギラリを保護しアンパンマン討伐の肥やしにしようとする。そこにデビルスターが現れる。
【ゲスト】キララ/キラリ/ギラリ(スザンヌ/マーガリン/宮川美保)
【特徴】
▶アンパンマン雑談で一番話題になる作品。アンパンマン最強ランキング1位であるスターライトアンパンマンと2位のデビルスターの一騎打ち
▶ばいきんまんのジャイアントだだんだんも味方となりデビルスター討伐を行う
▶テレビ番組『クイズ!ヘキサゴンII』全盛期であり、ヘキサゴンファミリーが声優に挑戦している。スザンヌ、マーガリンの他にキャサリンも出演している。
▶ただの姉妹喧嘩が宇宙滅亡の危機に瀕する歪な脚本作でもある
▶スターライトアンパンチシーンはやはりかっこいい

22作目:ブラックノーズと魔法の歌(2010)

【あらすじ】毒親ブラックノーズに育てられたカナリアの化身カーナが彼女の策略でアンパンマンワールドにスパイとして潜入し、町中の民をうつ病にさせていく
【ゲスト】カーナ(CV中谷美紀)
【特徴】
▶意思のあるキャラクターの中では最凶クラスに強くて狡猾。ばいきんまんのようにアンパンマンに思い入れがないので攻撃がえげつない
 -部下を送り込み、町中をうつ病にさせる(ばいきんまんは自ら戦場に立つが、ブラックノーズは体力を温存させる)
 -不要となった部下はあっさり切り捨てる冷酷さがある
 -ジャムおじさんの工場を容赦なく破壊
 -変身魔法を使用する
 -アンパンマンサイドとゲストキャラを分離させる
 -第二形態を持っている
▶オープニングでアンパンマンが客席に語り掛けてくる

23作目:すくえ! ココリンと奇跡の星(2011)

【あらすじ】エネルギー不足で滅亡の危機にあるヘンテ星からヒーローを求めてココリンがやってくる。そしてクリームパンダをテイクアウトする。
【ゲスト】ココリン(CV松雪泰子)
【特徴】
▶ヘンテ星の造形は『ウォーリー』を意識しているように思える
▶ハッピーエンドに見せかけてバッドエンド
 -ばいきんまんのせいでヘンテエネルギーは0になる
 -星を守るシールドは粉砕され、廃墟野ざらしとなる
 -ココリンはパン作りの技術を習得して帰還、ジャムおじさんたちのパン配給はあるが、この土地はパン作りに適していないように思える(水や小麦を育てられるような環境にない)

24作目:よみがえれ バナナ島(2012)

【あらすじ】バナナ島が自然災害で不作となり、アンパンマンたちが原因究明にあたる
【ゲスト】バンナ姫(CV木村佳乃)
【特徴】
▶東日本大震災を念頭に入れた災害救助の物語となっている
▶ほかのゲストとしてバナナマンが参加している
▶こおりおには災害を象徴しているため、制御不能で凶悪。そのため、ばいきんまんも力を貸すこととなる
▶アンパンマンとばいきんまんが共通して持つ「あきらめない精神」が共鳴し、バンナ姫を成長させる

25作目:とばせ! 希望のハンカチ(2013)

【あらすじ】練習を嫌うゾウのパオが下界に降り立ち、職業体験をするのだがどれも「練習」が伴い嫌気が差す。そんな中、ばいきんまんはドキンちゃんのためにサーカスを開催しようとスゴイゾウを開発するのだが、暴走進化でヨゴスゾウとなり町を恐怖に陥れる。
【ゲスト】パオ(CV本仮屋ユイカ)
【特徴】
▶「練習」の重要性を謳っている
▶ヨゴスゾウの戦闘能力が高い。民を石化に近い状態にさせるほか、アンパンマン号の入り口をヨゴレでふさぐ。
▶ばいきんまんがサーカスに憧れるドキンちゃんのために尽力する描写がある

26作目:りんごぼうやとみんなの願い(2014)

27作目:ミージャと魔法のランプ(2015)

【あらすじ】ランプの精霊ミージャがクリームパンダとコキンちゃんに魔法を魅せる過程でランプの中に入るも脱出できなくなって、ばいきんまんサイドとアンパンマンサイドが救助に向かう
【ゲスト】ミージャ(CV大島優子)
【特徴】
▶ランプの中に入るためには、ランプの魔法で入るかアリンコキッドに小さくしてもらって入るかの2パターンがある
▶自信過剰さが成長のためのイニシエーションであることを言及した内容
▶やなせたかし死後初の映画でありアンパンマン室長である天野誠が製作に関与している

28作目:おもちゃの星のナンダとルンダ(2016)

【あらすじ】アンパンマンワールドに飛来してきたおもちゃの星のナンダとルンダ、おもちゃスティックにより領域展開するばいきんまんと対決する
【ゲスト】ナンダとルンダ(CV波瑠/中川礼二)
【特徴】
▶タイトルが始まるまで10分近くかかる
▶ショーをぶち壊しにしたばいきんまんを仲間たちが連携攻撃で倒す熱いオープニングとなっている
▶おもちゃの要塞を攻略した上でスーパーバイキンぜんまいロボと戦うこととなる
▶メインゲストキャラが2体と珍しい回

29作目:ブルブルの宝探し大冒険!(2017)

30作目:かがやけ!クルンといのちの星(2018)

【あらすじ】ばいきんまんがワームホールを使って産業廃棄物を宇宙に放出するのだが、そのせいで難民を発生させてしまう
【ゲスト】クルン(CV杏)
【特徴】
▶産業廃棄物が社会にどのように影響を与えるのかを教えてくれる
 -放射性廃棄物を宇宙のかなたに飛ばしてしまえばいいという考えがいかに間違っているのかを教えてくれる
▶ばいきんまんが自らの過ちを反省しアンパンマンと協力する展開が熱い

31作目:きらめけ!アイスの国のバニラ姫(2019)

【あらすじ】魔法のスプーンでアイスを作ることのできないバニラ姫は練習が上手くいかず城を飛び出す。姫不在の中、ばいきんまんがアイスの国を占領してしまう
【ゲスト】バニラ姫(CV榮倉奈々)
【特徴】
▶『とばせ! 希望のハンカチ』と比べ練習シーンがちゃんと描かれている
▶努力しても上手くいかないバニラ姫と対比するように努力を苦だと思わないばいきんまんが配置されているところが興味深い

32作目:ふわふわフワリーと雲の国(2021)

33作目:ドロリンとバケ〜るカーニバル(2022)

34作目:ロボリィとぽかぽかプレゼント(2023)

35作目:ばいきんまんとえほんのルルン(2024)

【あらすじ】ばいきんまんが基地で見つけた絵本に吸い込まれる。すいとるゾウに侵略されている森の妖精たちが助けを求める。ばいきんまんはルルンの煽りを受けて戦うことになるのだが敗北。彼はルルンにこう言う。「アンパンマンを呼んでこい!」
【ゲスト】ルルン(CV上戸彩)
【特徴】
▶紙芝居に出てくるドロンコ魔王は『キラキラ星の涙』のラスボス
▶ばいきんまんが主人公回
▶工場もメカもない状態で資源を確認しながらウッドだだんだんを作る展開が熱い
▶『とばせ! 希望のハンカチ』のヨゴスゾウ上位互換といえるすいとるゾウが猛威を振るう
▶アンパンマンとの共闘シーンに力が入っている


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CHE BUNBUN
映画ブログ『チェ・ブンブンのティーマ』の管理人です。よろしければサポートよろしくお願いします。謎の映画探しの資金として活用させていただきます。

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