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チェ・ブンブンの有料映画批評

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賛否両論が極端に分かれている作品や、ちゃんと届くべき人に読んでほしい映画評やコラム、裏話を有料で販売しています。
共感とは異なる映画の新しい見方やあまり表に出てこない映画の話をできたらなと思います。
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記事一覧

VTuberの労働環境から『サブスタンス/The Substance』を捉え直す

ここ最近、大手VTuber団体ホロライブに関する不穏なニュースがタイムラインに流れてくる。相次…

600
CHE BUNBUN
2か月前
4

【映画批評】ポスト・ゴダールとしてのラドゥ・ジューデ論

0.ロカルノ映画祭2024にてラドゥ・ジューデ監督作2本出品 先日、ロカルノ映画祭でルーマニア…

500〜
割引あり
CHE BUNBUN
5か月前
5

【映画批評】黒沢清『CLOUD クラウド』二重螺旋のフィルムノワール

 金や欲望のためにプロフェッショナルとして動くが思わぬところで足元をすくわれ窮地に至る。…

300
CHE BUNBUN
6か月前

【映画批評】『ルックバック』を「落下、扉、運命」から論じる

藤本タツキが2021年にジャンプ+にて発表した読み切りマンガ「ルックバック」がアニメ映画とし…

500
CHE BUNBUN
6か月前
1

【再考ロベール・ブレッソン】『田舎司祭の日記』における時制関係

コロナに罹ってしまい、執筆を遅らせていたロベール・ブレッソン最考記事。今回、扱うのは『田…

150
CHE BUNBUN
7か月前
1

大人のための経営学入門

先日、このようなポストを目撃した。どうやら、MV1本を数万円で依頼するケースがあるらしい。…

500
CHE BUNBUN
7か月前
2

【再考】『エイリアン』をハワード・ホークス的お仕事映画として観る

本当はロベール・ブレッソンの『田舎司祭の日記』について再考映画批評を書こうと思ったのだが、新型コロナウイルスに感染してしまい、体調が悪いのでライトな再考映画批評を書きたいと思った。 9月6日(金)よりエイリアンシリーズ最新作『エイリアン:ロムルス』が公開される。 最近は、予習でゲーム「エイリアン アイソレーション」のRTA動画を観ているのだが、せっかくだから映画版一作目を復習することにした。すると驚いたことに、お仕事映画(プロフェッショナルの映画)として観ると面白いことに

¥150

【ロベール・ブレッソン再考】『スリ』における奇妙な時制について

 ロベール・ブレッソンは、いまや神聖化されている監督だ。シネフィルの飲み会にいけば、厳格…

300
CHE BUNBUN
8か月前
2

【映画批評】『マッドマックス フュリオサ』生を掴み死を回避するための「拾う」行為…

 荒野を車が走る。復讐や執念が茹だるような暑さの中で滾る。一般的にこのような作品のことを…

300
CHE BUNBUN
8か月前
2

映画評論の書き方講座

 SNSの時代となり、誰しもが情報の発信者になれる時代が到来した。プラットフォームも充実し…

600〜
割引あり
CHE BUNBUN
8か月前
10

「デカ女ブーム(≒高身長女子or巨女)」をフィクションから考察する

 ここ数日、Xで「デカ女ブーム」がトレンドに入っている。どうやら高身長な女性に対して性的…

300〜
割引あり
CHE BUNBUN
8か月前
3

【映画批評】デヴィッド・クローネンバーグの形而上学

 デヴィッド・クローネンバーグほど、数年後のライフスタイルを予知した監督はいないだろう。…

300〜
割引あり
CHE BUNBUN
8か月前
3

なぜ炎上しているアイツがパンフレットの寄稿をしているのか問題に関する考察

 最近、Xにて「なんでSNSで酷いこと言っている人が映画のパンフレットに寄稿しているの問題」…

150〜
割引あり
CHE BUNBUN
8か月前
3

『関心領域』の邦題がSNSマーケティング観点でいかに優れているかについて

0.ジョナサン・グレイザーが放つ問題作『関心領域』が公開中 5月24日(金)よりホロコーストを題材とした『関心領域』が公開され話題となっている。本作は2024年のカンヌ国際映画祭にてグランプリを受賞したほか、第96回アカデミー賞では国際長編映画賞、音響賞を受賞している。  ホロコーストを題材にした作品は毎年のように日本で公開され話題となっている訳だが、本作はいつも以上の盛り上がりを魅せている。大きな理由として4つある。 ■話題のポイント①:ジョナサン・グレイザー新作

¥800〜
割引あり