マンウティングトークは自分の格を下げる
こんばんは、くろさらです。
会社でマウンティングトークをしている人を見かけた事はありませんか?
例えば、自分の所属している会社にいる人を低く見た発言や、周りが自分より劣っていると示唆する表現やニュアンスなどが該当すると思います。
こういう人は常に周りを低くすることで自分の評価をあげようとするのですが、実態はそのトークで評価される事は、ほとんどありません。
むしろその逆で評価が下がる傾向にあると言っても過言ではありません。
今日はそんなマンウティングトークについてお話しして行きたいと思います。
マンウティングトークには私の経験上二種類あると思っています。
一つ目が、上から目線のトーク
二つ目が、話を盛大に盛ったトーク
一つ目の上から目線トークですが、これは言わずもがな、話し相手はその場で不満を口にしなくても小さな形容し難い不満が蓄積されていきます。
例えば、この会社の人材はレベルが低いから、そのレベルに合わせてやってみます。や、皆さんにこの話をしても通じないと思うので、通じるように検討しなおします。とかが良い例かと思います。
上から目線のトークには、実際の話題や主旨となる情報よりも、評価されたい、や、自分は凄いんだ、というような情報が多くなり、理路整然とした話ではなく、長々とした自慢話のようになるので、当然、コミュニティの中では受け入れられません。
そんな人の評価は、自分を棚に上げて物事を測る人、になってしまいます。
また自慢話がその人の情報の大半を占めるので、実態の無い仕事をする印象も与えてしまう恐れもあります。
しかしこういったトークは営業シーンなどで表面的な関係でかつ一定の性格の方には受け入れられたりもします。
実は特殊な環境で使うと有効なトークスキルではありますが、勘違い日常の中でも使ってしまう人が多いので常に自分の会話を見返すことが重要です。
二つ目の話を盛ったトークですが、転職者やテキストベースのビジネス知識だけを盛っている人にありがちです。
転職者の方で実は携わってなかった事業に従事していた、や、事務方だったのに前線で指揮を取ったことがあるなど盛ってくる方が結構います。
私が経験した所だと、2、3個前に転職した会社での経験を盛ることが多い印象があります。
また、ビジネス本を目的なく読み漁り、知識だけ豊富な人です。ビジネス本は重要なソースですが、あくまで概要に過ぎず、本質はリアルな環境でのトライアンドエラーによって築かれます。
私の職場にも得意げにビジネス知識を振りまき的外れな事を自慢げに話す中年の方がいますが、私はビジネス本オタクだと比喩しています。
なにもトライせずに、教科書に書いていることを自慢げにベラベラ話すことは中々に腹立たしい。
みんなリアルな環境がありケースは千差万別の中で、
ビジネス本の知識を参考にしながら、それでも手探りで行うことでスキルは培われます。
私はこの手の人が1番嫌いです。
話を盛ることは上手くいけばチャンスを掴むことに繋がるので否定はしませんが、大半の人は実際に責任ある立場を振られると実はこの経験はないんです、などとカミングアウトして、周りを困らせることがあります。
また、知識とノウハウは異なるのでいざ実戦になるとまったく役に立たず、結果、その人の知識を誰一人信用しないようになるリスクが高いです。
特に経験が重視される日本では顕著でしょう。
トークスキルは常に相手に影響を与えるので皆さんも一度自身の話し方を見直してみてはいかがでしょうか。話している最中にふと冷静になると、周りが嫌な顔をしているかどうか見渡せるものです。
興奮して話してしまっている時は、自分語りになってないか我に戻ることで、ビジネスマンとして良い語り手になれると思います。
トークは奥が深いので私も常に勉強している身ですが、みさなんの糧になれれば幸いです。
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