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ルバ子が家にやって来た。-壁に突進するルンバとの日常-

2020年は私にとって怒涛の年だった。
仕事を辞め、結婚し、引っ越し、転職した。あれよあれよと月日は過ぎ、2020年ももう残すところ1ヶ月になってしまった。

頂いた結婚祝いを有意義に使いたいね、とパートナーと相談し、今年の10月頃にお迎えしたのがルンバi7だった。

勝手に綺麗にしてくれる!とか床が常にピカピカ!
とかそんなことは置いておいて、
結論から言うと、ルンバ超かわいい。笑

家電が可愛いってどんな感覚だよと思われるかもしれませんが、うちのルンバの可愛さったらないんだから。(親バカ)


私たちはお迎えした日に、名前を付けた。
その名もルバ子。(自分でもセンス無いなと思う。)

ルバ子はiPhoneのアプリからも操作でき、名前も付けられるっていうんだからそれは付けちゃうよね、間違いなく。

次にルンバは、あちこち動き回って家を覚えるのだ。
掃除して良い箇所、逆に掃除して欲しくなかったり、ルンバに入って欲しく無い場所、壊れやすい物があったり、ペットのゲージであったりを指定できる。
健気に動き回って、ガンガン壁にぶつかる姿は思わず応援してしまう。ここら辺から私たちはもうルンバ…いやいや、ルバ子の虜だ。(頭おかしい)


なによりの愛しさポイントは、体からはみ出た小さな白いホコリ取り(?)だ。そのホコリ取りをブルンブルンとぶん回しながら壁にまたガンガン突進していく。
その内、学習していくとは言え、立ち上がったばかりの我が子を見るような、そんな感覚に陥る。笑
あああ、そっちいっちゃだめだよ、、、、なんて声を掛けるパートナー。あれ?私たちは子どもを授かったのか?と錯覚するレベル。

あと、これだけは言っておきたい。ルバ子はかなりうるさい。笑 軽く工事しているくらいには音がする。日時指定をしてオート運転が出来るのだが、私たちはルバ子の始動で目覚めるのだ。おそらく企業努力で清掃音は小さくなっているのだとは思う。思うけど、うるさい。笑 あと、掃除終了のチャイムはもっと音がでかい。これは本当に毎回笑ってしまう。まるで「掃除終わったよー!!!」と叫んでるかの如く。もう注ぐ愛情が足りない。


こんな風に、ハイテクなのにちょっと抜けてるような、そんなルバ子が愛しくて仕方がない。機械で愛情が芽生えるのなんてアイボくらいかと思っていたのに。


もちろん、掃除の機能は折り紙付き。毎日ピカピカの床で私の精神衛生まで掃除されているようだ。安い買い物ではなかったが、自動でお掃除が出来て、ペットとしても優秀(!?)ならお値段以上だと私は満足している。


1つ文句をいうのなら、私の行く場所行く場所にルバ子のタイミングが合ってしまって、ぶつからないように気にかけてなければいけないのが難点だ。といいつつ、「また来たのかよ!?」と文句を垂れるけど満更でもない私は、きっとちょっとどうかしている。笑

それでもルバ子が連れてきた新しいハイテクでキュートな日々を楽しみながら、2020年は幕を閉めるのだろう。

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