ミニマムリッチについて考えた本
2021年、早くも半分がすぎた。私の中でちょっとした読書ブームだった。
何冊か読んだ本の中で、おすすめしたい本の話です。
本当に必要なことは「ひとりの時間」が教えてくれる
著者の横田真由子さんは、元GUCCI の販売員で、販売員時代に素晴らしい業績を残された方である。その販売員の時代に出会った顧客たちと腕時計のストーリー。ミニマムリッチ(上質なものを少しだけ持つ)という考えかた。
この本に出てくる本当のセレブから学ぶ話が面白い。
毎日にゆとりがなく、時間に追われてここまできてしまった。
「私、このままでいいんだろうか」と、過去に後悔、将来に不安を抱いている――そんなあなたへ。
1日10分、「ひとりの時間」を大切にしてみませんか。
本書では、「ひとりの時間」を中心に、限りある時間の質を上げ、毎日をもっと素敵に、自分らしく生きるためのヒントをご提案します。
キーワードは「ミニマムリッチ」=「上質なものを少しだけ」。あれもこれも求めず、本当に大切なところにだけこだわるということです。
これは時間の使い方、ファッションやインテリア、お金、仕事、人間関係、美容、生活習慣、生き方のすべてに当てはまる考え方です。少しだけでいいので、毎日の時間の質を上げていきましょう。
ひとりで行う何気ない日々の習慣を、少しだけ丁寧に行ってみる。10分だけ、ただ自分ひとりと向き合うための時間をつくってみる。
そうやってほっと一息ついて、本当の自分を解放する時間が、心にゆとりをもたらし、自分らしい生き方へと導いてくれます。1日10 分でいいのです。スマホをオフにして、お気に入りの時計をして、ひとりでゆったりと過ごしませんか。「ひとりの時間」のクオリティを上げることで、上質で心豊かな毎日が手に入ります。 Amazonから引用
ここには私の目指すライフスタイルが書かれていた。心に余裕を持ち、丁寧な時間を重ねる。少し高くても本当に自分の好きなものだけを買い、好きなものだけに囲まれ、それを大事にメンテナンスして使う。他人と比較しない自分のスタイルを持つこと。五感を大事にする。例えば一輪の花を買って部屋に飾ったり、キャンドルを焚いたりする。そういうちょっとした贅沢。
そして何より、ひとりの時間を大切にして自分と向き合ってみる。
バイブルとしてしばらく側に置いておきたい本のひとつです。
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