心折れるって、
経験したことありますか?
自分が自信を持っていたのに、
それを超える人と共に仕事を始めることになりました。
いつも、このブログをご覧頂き、心より感謝いたします。
真と心です。
自信があると言っても、仕事ですから、たかが自分の経験値による自信なので、
本当に大したことなかったのです。その大したこと無いことを多少は自覚していました。
それは、仕事一筋的な、クチの悪い人と共に仕事をしていた時の話です。
言われるは、言われるは。
はーっ、こんなことまでってくらい、一から十まで、良く見ているし、よく気がつくし、しかも、
その方は、そんなの当たり前に出来てしまう上で、
他の仕事もこなしてしまうようなすごい人なのに、
その人と、誰も仕事を一緒にしたがらないのです。
そう、感情がそのまま口に出る人。
新人の私は、所属は違うのに、
応援という形で行かされてしまうのです。
祭りみたいな日を私とその人で乗り越え、
桁違いな数字の日を乗り越え、
疲れ果てていた私。
そろそろ、そこには行きたくないと上司に伝え始めた矢先、
あーだ、こーだ言われて、落ち込んでいる私に、とどめの一言をくらい、
私の心は、ポキっと折れてしまいました。
「あっ、折れた、もうだめだ、帰ろう」
そう思い、その人に、「心折れてしまいました」
と、告げると、その人は、
「知るかよ。俺には関係ないし」
的な事を言われて、
お前のせいじゃーって、怒りがこみ上げてきて、
歯向かいかけた時に、気づきました。
「折れた心が戻った」
と。
へぇー。
怒りで戻るんだ。
その人に対する歯向かう気持ちは忘れて、歓心していまた。
その日は帰らず、最後まで仕事はしました。
後で上司に報告して、二度と行きません宣言。
ですが、行く人がいなので、数ヶ月の後、
また、応援に行って、
お客様の前でその人からこっぴどく叱られていました。
お客様が不愉快そうな顔をされていたので、
「すみません、不快な思いをさせてしまって」
とお詫びをしていました。
そのお客様が、後に本社にクレームを入れていたようで、
その人は、別の場所に移動させられました。
かつ、別件でもクレームが入って、辞められました。
私は、そのまま働けない訳では有りませんでしたが、
疲れ果て、ほどなく、辞めました。
今日の話は、実体験です。
毎日、苦言ばかり言われ続ければ、人は萎えてしまいます。
私の場合は、折れた後、直ぐに、その人に歯向かう意地に火を付けられたので、折れた心が戻りましたが、
そのまま帰り、家にいて、アイツのせいだと、思っていたら、折れた心はそのままで、ただ単に念を飛ばすだけに
なっていたかも知れません。折れた心を大切にしてしまえしてしまうほど、心の折れた私になっていたことでしょう。
危険のない場所で、相手に愚痴愚痴としたところで、相手には何の影響も与えないと思ったら大間違えで、
折れた心も治らなければ、悪意の念だけを飛ばしているのです。
あなたが発したことが、あなたに返ってきます。
その悪意の念は同じ分だけ、自分にも返ってくるのです。
そのせいで、余計に、自分を苦しめることになります。
しかし、その相手に、改めて戦いを望んだところで、多分負けることでしょう。
それが分かっているから、相手のいないところで、愚痴愚痴とやるのです。
でも、それはあなたに返ってきます。
悪い念を飛ばせば、悪いことが返ってきますし、
良い念を飛ばせば、良いことが返ってきます。
返ってくる場合、その相手からとは限りません。
因縁の観点からみたら、
過去世で、とことん、痛めつけた相手が、仕返しに来ても、返り討ちにするくらいの事をしていたのでしょう。
だから、反対の立場を味わっているに過ぎません。
お互いが、それに気づくことができ、お互いが、過去世まで責任を持って、謝罪しあえたら、
事は終わるかもしれませんが、問題は、そのような気質で、戦って、勝って、負けてを十分に味わって、もう十分も超えて、
勝っても、負けても、どっちでもいいって、なったり、戦うことの無意味さを腹の底から分かった時に、
それらは終わります。戦わなくなるからです。
勝たなきゃ気がすまない方、勝つまで負け続けますよ。勝っても、また、挑まれますしね。