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ウィスキーを泥棒する体験はここでしかできない_アメリカ横断ハネムーン4日目
アメリカ横断ハネムーン4日目
無事にキャンピングカーを借りてケンタッキー州に上陸してウィスキー蒸留所に来たものの、初日の蒸留所では見学ができなかった私たち。
諦めきれずに別のウィスキー蒸留所を探したら、もっと面白そうなものを発見した。
今日は朝からウキウキしながら目的地に向かう。
旅の始まりから話を遡りたい人はこちらから👇
ウィスキーを泥棒するという名前の蒸留所
私たちが訪れたのはここ。
📍Whiskey ThiefDestilling.Co
🗺️283 Crab Orchard Rd, Frankfort, KY 40601 アメリカ合衆国
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139872488/picture_pc_7f1b24ed9ad5001713537f1ba2d8d6e4.png?width=1200)
「thief」は「泥棒」という意味。
つまりこの蒸留所の名前は「ウィスキー泥棒」🥃
なんでこんな名前がついたかというと、ウィスキーの販売方法がちょっと変わっているから。
いろんなウィスキーが飲み放題
whiskey thief の建物は、大平原のど真ん中にある。
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広大な平原の向こう側に納屋みたいな施設があり、そこに向かうと中でウィスキーを作ってたり、ツアーを開催してたりする。
私たちは朝10:30の部に参加。
ツアーを毎日開催してるんだけど、普通の蒸留所みたいな丁寧な説明はない。
受付で予約番号を告げると、チョコレートと試飲用のグラスが渡される。
ツアー料金は35ドル(チョコレートとグラス、試飲付き)
※ちなみに私はドライバーとして試飲はしないからツアー参加料は無料(付き添い)。
ただでツアーの雰囲気を味わえるの、嬉しすぎる。
奥に向かうと人だかりが。
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集まってる人たちをよくみると、いい感じに陽気になってる。
もしや、酔ってるな?
それもそのはず。
ここではウィスキーの試飲が行われてるから。
試飲の仕方は、アメリカらしい大胆さ。
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樽に入ってるウィスキーをみんなのグラスに注ぐという方法。
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樽に入ってるウィスキーが注がれるから、樽のコゲが入ってる。
5種類の樽が用意されていて、それぞれひとつずつ飲んでいくスタイル。
しかもこの試飲、何回してもOK。
全部ストレートで飲むから、結構お酒が強くないと大変そう。
お兄さんがたくさん入れてくれるからかなり多い笑
つまりこれはウィスキーの飲み放題ってことだ。
5つのお酒はそれぞれ熟成年数や素材の組み合わせの割合が違う。
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今回のウィスキーの情報はこんな感じ。
PROOFの数値を半分にした数値が度数らしい。
5番の樽はアルコール度数60度越え。
飲んだ瞬間、パートナーがびっくりしてた。
お水とお菓子を食べながら5種類のお酒を比べてみる。
気に入ったウィスキーを泥棒する
ウィスキー泥棒という名前がついた理由は、この後の作業があるから。
気に入ったウィスキーは瓶を購入して、勝手に樽から「泥棒」してもいいということ。
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自分の瓶の中に、樽からウィスキーを流し込む。
自分で注げるっていうのがいいよね。
ほろ酔いの皆さんが楽しそうに瓶にウィスキーを注いでいく。
好きなウィスキーを盗み飲みして、気に入ったら盗んでいっちゃう。
これこそ「Whiskey thief(ウィスキー泥棒)」
こんな蒸留所やツアー見たことない。
ツアーの参加者をみると、みんな観光客でここに来てるみたい。
もちろん日本人はゼロ。
どこから来たの?って聞かれて「JAPAN」って答えたらびっくりされた🫢
でもみんなすごく親切で優しい。
私たちも泥棒する🥃
パートナーが気に入ったお酒は4番のお酒。
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瓶は2種類あるんだけど、私たちは375mlで80ドルの小さいサイズを選ぶ。
※ちなみに大きいサイズは750mlで149ドル
早速「泥棒」していく。
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私も注がせてもらった。
はじめて樽の中のウィスキーを取り出したし
はじめてウィスキーを樽から瓶に注いだ
お酒を飲みまくって
お菓子を食べまくって
挙げ句の果てにはウィスキーを泥棒する
なんで楽しいんだ。
パートナーは結構「酔ったなぁ」って気持ちになってるらしい。
※パートナーはかなりお酒に強いのにこんなになった。
楽しみすぎてお店の人と仲良くなった
私たちがいろいろ撮影してたのが気になったのか
日本人が珍しいのか
ツアー参加者の方やお店の人は結構私たちに話しかけてくれた。
みんな英語がめちゃくちゃ早いから聞き取れないのが申し訳なかったんだけど、みんなすごく優しく接してくれて本当に感謝。
もしやここではドローン飛ばしてもいいかも、と思ってお店の人に聞いてみる
「of course! sure!」
と快諾。
他のツアーの人はお酒に夢中だから飛ばしても誰も気にしない気がする笑
早速飛ばさせてもらった。
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アメリカの大平原が一望できる。
絶景すぎる。
ドローンの映像はYouTubeにも載せるからお楽しみに。
※電波が弱いとこ多すぎてなかなかYouTubeアップできない😭
仲良くなりすぎて記念撮影
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ドローンとばしたよー!って報告にいったら、インスタとYouTubeのアカウントも共有できた。
しかも、一緒に撮影まで📸
本当に優しくて穏やかな場所でした。
もしアメリカ横断する予定の人で、ケンタッキー州に行く人は絶対に寄ってみてほしい。