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病気と仕事と私

病気と仕事の両立の難しさ

どうも、考える花と申します。普段は監査法人で会計士をしながら傍ら、膠原病の1つのシェーグレン症候群という難病と日々戦っています。今日は、これまで感じた病気を抱えながら働くことの大変さについて感じたことを語りたいと思います。

発症の経緯

私は、社会人3年目のとき、ちょうど仕事の全体感が分り始め多くの仕事を受けながら、後輩育成なども同時に行うような、仕事中心の生活になっている中で病を発症しました。3年目になると、多くの仕事を任されるようになることは自然な流れでもあり、先輩の期待にも応えたいと思い仕事を頑張ることが必要な時期であったと思っています。ただ、コロナの影響で、完全リモート体制から始まり人とのつながりの自粛が始まって以降、一人で仕事を抱え込みすぎるようになっていました。もともと性格的に、自分の意見をはっきりと伝えることが苦手であったことも拍車をかけて、気づいたら精神的にも体調的にも追い込まれていました。
最初は単なる疲労かと思っていた症状も次第に、高熱や皮疹を伴いクリニックでもらったカロナールでは熱が下がらず、精密検査をしていく中でシェーグレン症候群と診断され、ステロイドパルス(短期間に大量のステロイドを打つ)を使って何とか熱を下げていくことになりました。
ステロイドの点滴をすると打った後はとても治った気がするのですが、実際に体自身が治っているわけではないので、効果が切れると再び疲労や副作用が現れ、回復に持っていくまで気づいたら1カ月ほど時間がかかりました。
このことは、私の人生にとって大きな転機になりました。

答えが見つからない

シェーグレン症候群と診断され、高熱を発症すると1カ月回復にかかる病気との戦いで、私は今の仕事続けるべきかとても悩みました。
なぜなら、定時で帰ることなど、仕事の量を減らすことは中々難しい仕事であるからです。監査意見を出す時期はあらかじめクライアントと合意の上決められており、それまでにいかなる事象が起きようともよっぽど重大でない限りは納期を間に合わせる必要性があります(思えばどの仕事もそうですね、、、)。そのことを考えると、職業的専門家として、定時だから仕事を投げ出すということはできないと感じます。もちろん、自分にもらった仕事だけではなく、チーム内の進捗管理、指示だし、質問対応、クライアントからの相談対応、社内での審査等の対応、これらすべてを限られた時間とリソースで配分するには相当な経験値と頭の良さが必要だと思っています。
難病で、見た目ではわからない私に疲れている度合いを人に説明するのはとても難しいです。
私の難病は、普段、ストレスフリーの間は基本的に悪さをしませんので、いかにストレスを減らせる生き方ができるか課題です。
私らしく働ける場所はあるのか、、、いまだに答えが見つかりません。。


もしも、答えを出そうとするならの選択肢一覧

現状を卑下するのも情けないことですので、今の私が持っている選択肢を整理してみることにしました。
<選択肢>
選択肢①解雇されえない限り、このまま体調を崩しながら仕事を続ける。
選択肢②仕事に対して責任感を持つことをやめて(役職も持たない)、残業禁止が原則の仕事にする。
選択肢③仕事と体調のバランスがとれつつやりがいがあるようなところ
<それぞれのメリット、デメリット>
選択肢①
メリット:仕事のやりがいは保てる、
デメリット:プライベートと体調の安定性は消える。
選択肢②
メリット:プライベートと体調の安定性は確保できるかもしれない。
デメリット:私の理想通りにはいかないことを認める必要性がある。
選択肢③
メリット:理想を兼ねえている。
デメリット:そんな虫のいい話はない、少ない、正直、運と縁。

これからどうしようか。

今後を乗り切るためにどうしたらいいか考えたいと思います。

①交渉力の強いカードを作る
選択肢は3つのようにしましたが、交渉力によっては、ほかの選択肢が生まれる可能性はありそうです。となると、交渉力となるようなカードが必要です。交渉力の強いカードを作っていくことが今重要なのかもとも思いました。(でも今のタイミングどうするべきか…)

②思い切って人格変更、柔軟な思考力をもつ。
私は、真面目が邪魔してオンとオフがうまくできない。自分に厳しいルールをかして自爆している可能性があると考えています。つまり、これと逆のことをすれば、うまくいくのではないかと思います。仕事に割り切りを持たせる、手抜きしても問題ないところ見抜いてさっさと終わらせる(しかしこれがかなり難易度高い)。病気で体調が悪くなったら、休みたいといえる勇気を持つ。

今日はここまでとします。ここ3年くらい暗いトンネルにいますが、光が見えてくる日は、きっとある。。と信じたい。
止まない雨はない、そして、雨の後にはきれいな虹が見れると信じます。