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業者さんに聞いた不思議なおじさんの話

この前業者さんと雑談してたら
「ちょっと怖い話聞きます?」と言われた。

おお、お盆明けっぽい!笑」とノリノリで聞いてみた。

怪談に合いそうな絵を貼ってみる

「この前ね、盆休みの真ん中、いつもより人がたくさんいるスーパーで買い物してたらね、本当に普通のおじさんが1人でね、ピンクのシースルーのキャミソールみたいなのに、なんていうんやろうあれ?ホットパンツ?みたいのでウロウロしてて。ほんでね、ぼくうわぁー、夏やから変な人もおるんやなぁと思って、周り見たんですよ。誰も気にしてなくて。子供とかもおるんですよ。なんか言わんにしても、何?みたいに見そうなもんやないですか?スルーなんですよ、みんな。ないんすよ」

私は笑いながら、「地元で有名なんちゃいますか?みんなそう言うもんやとおもてるとか」と言ってみた。

「ちゃうんすよ!だって僕も地元やもん。よぅ行くしね、あそこ!LGBTとかなんとかで、子供も変やな言いにくいんかなぁとも思ったけど、そもそも見えてないくらいのスルーなんすよ!僕、自分だけ妖精とかお化けとか見てんちゃうかなと思いましたよ。お盆やし。」

「ほんまにそういう類のもんやったんちゃいますか笑」と冗談っぽく返すと、「まだ続きがあってね」と返されるので、ほうほう、と身を乗り出して聞く。

「怖いから、絡まれても困るしと思ってちょっと目線下げたらね、すね毛がボウボウに生えてたんすようわあ!人間や!!!!怖い!!!!てなってね、僕飛んで帰りました」

なんかその様がありありと目に浮かんで可笑しくて、めちゃくちゃ笑ってしまった。


もしそのおじさんが人間だとすれば、自己表現をやり切るとアートみたいになって、それはそういうものとして案外すんなり受け入れられるものなのかもしれない。一部の人には衝撃を与えるけど笑

本人がこんなの見せちゃいけないのに、みたいなことを思いながらしていると、それはキモい変態とされるのかもしれない。

本人の中で齟齬があるかないか、と言うことがキーなのかなぁ。明るい変態ってみんな好きじゃないですか?(暴論?)

自己表現ぽい絵を貼ってみる

でもこう言うのって意外と「その辺の普通のおじさんが、暑すぎて嫁のキャミ借りて出てた」みたいなオチだったりするんだよなぁ。

人間は何を考えているかわからない、だから面白いと思う夏なのでした。

何を考えているかわからない人間の1人

なんの話?笑

ほにゃほにゃー

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