なんとなく感じているお金の空気
この、原価だけ伝えてあとの価値は顧客が自分の満足度に応じて決める、と言う投げ銭システムが主流になったらおもろいやろなーと考えてまして。
これって売る側にも買う側にもメリットがあると思うんよね。
アートに限らず、スーパーやコンビニでもこの売り方がされているとしたら。
売る側は利益をどれだけ載せるかを悩まなくていいよね。これで赤字の分をこっちで取り戻そうとか。とりあえず原価で出しちゃえばいいし、必要経費をお客さんの数で割って入場料みたいにしちゃえばいい。たくさんいくと入場料は下がる笑
「人気があるものが売れる」だけだから、戦略的な売り方も考えなくていい。たぶん謎の会議とか減るんじゃないかな笑
作る人も、本当に人気があるものか自分が持っていても構わないものを作る。世の中がそう言うもので溢れるのって幸せ。
お客さんも、「本当はこっちが買いたいけど、何円安いこっちにしよう」が減る。原価がわかって買うと納得できるし、売っていることに感謝が湧く。応援の気持ちでお金を払うのって気持ちいいしね。オデ、キモチイイコト、スキ。
経済的に余裕がある時や本当に好きなものを買う時には多めにお金を払うだろうし。月末は「ごめん!原価で買わせて!」になるかもしれないけど笑
なんかそういう買い物っておもろそう。
投げ銭システムを配信とかアート分野だけにとどめておくのはなんか勿体無い気がするのよなー。Amazonとか楽天とかに投げ銭がつくのも面白そう、ないだろうけど笑
経済を操作する職業の人は他に何か食い扶持がないと職を失うんだろうか。
案外そうなると、今までまともな職につけと叱られてきたアーティスト気質の人たちが、自分たちの感覚で遊ぶみたいに投げ銭でお金を稼いで、教科書片手にカタいお金の稼ぎ方を説いていた人達がベーシックインカムを受けるみたいなことが起きるのかもしれない。
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