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kubellのプロダクトデータアナリストって、激アツじゃないですか?その魅力を3つ紹介!

はじめまして。kubell(旧Chatwork)のプロダクトマネジメント部でデータアナリストをしているタダケン(@tadaken3)です。

現在、弊社プロダクトの「Chatwork」を中心に、PM(プロダクトマネージャー)の皆さんと一緒に、日々、データ分析をしたり、PMの皆さんが分析しやすい環境を整えるデータマネジメント業務をこなっています。

今回は

  • プロダクト組織内におけるデータアナリストのお仕事内容とその魅力

について、一人でも多くの人に知っていただきたいなと思い、記事を書きました。


自己紹介

キャリアのスタートは、任天堂で、家庭用ゲーム機のプレイログの分析や、市場調査、マーケティングリサーチなどに従事してきました。

その後、LINEに転職して、採用や組織開発、人事制度企画といったHR業務をデータの面からサポートするとともに、分析基盤の立ち上げ、HR Data Managementチームの組織組成をおこなってきました。

2023年1月からデータアナリストとしてChatworkにジョインしています。

経歴の詳細は以下の記事にまとまっているので、ご興味のある方は併せてご覧ください。


PMをデータ面で支援するプロダクトオペレーションチーム

僕が所属しているプロダクトマネジメント部には、3つのチームがあります。*24年10月時点

  • グロースチーム:Product-Led Growhtのプロダクト領域の計画・実行業務

  • コアチーム:プラットフォームとしての基盤領域の計画・実行業務

  • プロダクトオペレーションチーム:グロースチーム、コアチームをデータ面で支援

プロダクトオペレーションチームがグロースチーム・コアチームをデータ面で支援

ぼくは、プロダクトオペレーションチームに所属していて、PMの皆さんをデータ面で支援をしています。

事業部内に存在するデータ組織で、PMの皆さんはもちろん、エンジニア、デザイナー、カスタマーサクセス、カスタマーマーケティングなどの、現場の皆さんと、同じ組織で仕事しています。

そのため、実用的な分析に重きを置くことができ、分析した結果を施策に活かしやすい体制となっています。

また、同じ組織に所属しているため、機動力高く分析案件を回すことができます。

ビジネスチャット「Chatwork」のアナリスト目線での魅力

弊社が展開している「Chatwork」は2011年3月にサービスを開始した国産ビジネスチャットです。

いま、「Chatwork」がメチャクチャ面白い理由は、VP of Productの海老澤が書いたnoteがありますので、ご覧になってみてください。

僕からは、アナリスト目線で「Chatwork」の環境がいかに面白いかをお伝えさせていただきます。

1.平日は毎日利用され、接触時間が長い。そのため、ビジネスチャンスが大きい

「Chatwork」全体での月間の平均利用日数は17日になります。こちらは、新規登録された方、フリープランで利用されている方も含めた数字になります。月の営業日が、だいたい20日前後ですよね?

ビジネスチャットという特性上、土日や祝日はDAUが低くなるのですが、平日は、ほぼアクセスをされています。

また、時間帯ごとのアクセスユーザー数をPCブラウザ版、モバイル版アプリごとに見ると以下のようになります。

モバイル版アプリはiOS、Androidの合算

朝の8時ごろからPCブラウザ版でのアクセスがピークを迎え、夕方の18時ぐらいまで、一定のアクセスがあります。19時からモバイル版アプリのアクセスが上回ります。会社帰りの電車などで、チャットのチェックをしていると想像しています。

「Chatwork」には

  • 平日は、ほぼ使われている

  • Webとモバイルアプリの両方を提供している

  • ユーザーの接触時間が非常に長い

という特徴があります。これらの特徴を活かして、BPaaSや広告事業を展開していけるというのが、ビジネス上の強みです。

BPaaSについては、弊社の桐谷の記事がとてもわかりやすいので、こちらもぜひ、ご一読ください。

2. ユーザーが多いし、取得できているデータも豊富

契約社数は59.1万社ID数は705万(2024年6月末時点)の規模となります。国内でも有数の規模のSaaSではないでしょうか。

また、実は歴史も長く10年以上サービスを継続しているため、ログの蓄積もかなりあります。

プロダクト内のイベントデータはもちろんのこと、お客様に登録時にご入力いただいた業界や職種の情報を組み合わせて、多様な分析を行うことができます。

まだまだ掘りきれてないなというのが、正直な感想です。

3.Snowflakeをはじめとしたモダンな分析環境でストレスなく大量のデータを分析できる

大量のデータ、データ種が多いと、重要になってくるのが、分析環境です。でも、ご安心ください。

弊社には、Snowflake Data Superheroesにも選ばれた凄腕のデータエンジニアみっつさんが在籍しています。

みっつさんをはじめとしたデータエンジニアチームがモダンな分析環境を整えてくれているので、大量のデータもストレスなく分析可能です。

また、今年の3月からPMをはじめとするアナリスト以外の分析者(エンジニアやカスタマーマーケティングなど)にもSnowflakeを提供しています。

もうちょっと具体的な業務内容

PMの皆さんと一緒にデータ分析

大枠のところだとVPoPの海老澤やPMのリーダー陣と一緒に「プロダクト戦略の前提となるファクト集めおよび分析」を実施したりしています。

  • 中長期的なMAU、DAUの分解や分析

  • 新規登録数の伸びの分析

  • 中長期的な継続率のモニタリング

などです。

また、具体的な施策ベースの分析やモニタリングもおこなっています。

例えば、

  • 新規登録フローの改善(仮登録から本登録まで)

  • 課金動線を改善するための分析

  • 継続利用をしているユーザーがおこなっているアクションについての分析

  • 不正ログイン対策の分析

などなど、多岐にわたる分析業務をおこなうことができます。

データマネジメントおよび基盤の整備

また、前述の通り、データエンジニアと協力して、分析基盤の整備やそれらに付随するドキュメントの整備、データパイプラインの構築などもおこなっています。

dbtを使って、データのモデルを作成したり、データのパイプラインを構築して、マーケティングツールにデータを連携したりなどの業務になります。

データ分析だけではなく、Analytics Engineeringにもチャレンジできるところが魅力の一つです。

この辺りの詳細は以下の資料にもまとめていますので、ご参考になれば幸いです。


さいごに

改めてですが、以下の理由を踏まえて今こそkubellでプロダクトデータアナリストとして働くのは本当に面白いフェーズだと考えています。

  • ビジネスチャット「Chatwork」はユーザーの規模も大きく、接触時間も長いため、ビジネスチャンスが大きい

  • アナリストにとってデータ量やデータの種類が豊富で分析しがいがある

  • Snowflakeを中心とした分析環境があり、とてもモダンでストレスフリー

今回の記事で少しでも気になるようでしたら、ぜひ、カジュアル面談に応募いただけますと幸いです!


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