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マヨコンヌの官能小説『女主人と下僕』

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昔々ロシアっぽい架空の国=ゾシア帝国の混血羊飼い少年=ディミトリは徴兵されすぐ敵の捕虜となりフランスっぽい架空の敵国=ランスで敗戦奴隷に堕ちました。『お前の顔は若いころのわしそっ…
【あまりにエゲツナイ一部部分】&【リアルにお役立ちな性テクニックの一部分】以外は🍒無料🍒ですよ!無…
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2021年6月の記事一覧

7-7 女性を前戯で虜にする方法 小説■女主人と下僕

前回↑ (...さぁ鳴けッ!、これからが本当のほぐし作業だ、今から乱れに乱れさせてやるぜ!) ディミトリは勢い込んでいた。なぜって。やっと、やっと、これから。ザレン爺に伝え聞いただけの技ではない、ディミトリにとって唯一それなりにやりこんだ少しばかりは自信がある技をマーヤに見せられるターンがめぐってきたのである。 ディミトリは荒い息でまずはザレン爺の指示どおり再びマーヤの足の裏をなぞるように口づけしながら上へ上へと少しづつ登っていって膝小僧の裏を柔らかく口で吸った。マーヤ

7-8 お願い…こっちに来て 小説■女主人と下僕

前話 天蓋のベッドの中。ランス国では珍しい、少々東洋の血の入った黒髪白肌の子供じみた童顔のマーヤと、顔立ちは西洋だがジプシー系かそれともほんの少し南方の血が混ざった筋骨たくましいディミトリが相対している。 (さぁて。爺いの講義の内容はひととおりやって差し上げた。我ながらよく正気が保てたよ、途中でマジで気が狂うかと思ったぜ…。よし、そろそろこの下着を) その時、マーヤがディミトリを中断させておねだりしてきた。 「ね、ディミトリ様!お願い…こっちに来て、口づけして…!」

7-9 強引な戯れ 前編 小説◆女主人と下僕

「え?まさか!ディミトリ様!まさかそこをお口で?!」 「そうだよ?今から貴女の大切な所に口づけするのさ。大丈夫…優しくするから。もしちょっとでも痛かったらすぐ言うんだよ?」 そう、さっきまでマーヤの全身を、上は耳たぶから下は足の裏の指の一本一本まで、丁寧に舐ってやっていたディミトリだが、じつは肝心な秘所だけは、下着越しにすらほぼ触れてはおらず、やっと、やっと、やっと今になってこれから可愛がるのだ。 (経験なんて遠い昔、ひとりしかない俺ではあるが、実はこれだけは俺、へへ、

7-10 強引な戯れ 後編  【小説◆女主人と下僕】

​​「駄目えっ!駄目っ!」 ​​マーヤは狂ったようにのたうって渾身の力で抵抗したが、茶舗の店長というよりは鍛えた軍人に見えるほどの体格、力自慢のディミトリに腕力で勝てるわけもなく、やすやすと全く見動き出来ないほどに組み伏せられた。 ​​「…ね、どうか力を抜いて…どうか。ね、無理に力を入れると脚を攣りますよ?怪我でもされたら困ります…」 ​​「そんな!そんな!」 ​​「最終通告させて頂きますよ。いいですか、俺にそうされるなんて気持ち悪くて堪らんから断ってるんなら今すぐに