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Sly & The Family Stone / Family Affair

仕事で二日前に東京へ行って、本日札幌に戻ってきましたが、行く時は札幌の人たちも半袖がまだ多かったのに、戻ったら町中の人が秋服に変わっていた!二日の間に何があった!?半袖で札幌戻っちゃったから、なんか恥ずかしかった・・・。そして札幌は、もう寒い!

ということでアメリカのファンク・バンド、スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーンのファミリー・アフェア。名作「暴動」 からの一曲。70年代ブラック・ミュージックを代表する名盤ですね。ほかにもランニン・アウェイやスマイリンも収録されており、外れ曲なし。

ファミリー・アフェアは当時は珍しい、リズム・ボックスという、今で言うドラムマシンを導入して作った曲。それまではどちらかと言うと明るいファンク色の強かったスライと違い、淡々としてクールな印象ですが、おしゃれ。70年代初期の不安感を表現しています。バンドもこの頃、リーダーのスライ・ストーンと他のメンバーの軋轢やレコード会社や黒人解放運動家たちからの圧力、ドラッグなど、ほぼ崩壊状態の中で生み出しています。このあとにリリースしたアルバム「フレッシュ」や「スモール・トーク」もクオリティは全然高いのだが、スライ・ストーンは、ライブのドタキャン連発や著作権の問題で裁判したりと徐々にフェードアウトしていき、一時期は、トレーラー・ハウスで生活保護をもらいながら生活していたとか・・・。それでも名曲は名曲として残るのです。

ということで、暴動への不穏さを感じさせる、抑えたファンクをお楽しみください。



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