幽霊飼育日記 2025.1.1
怒涛の年末案件を無事終えて、子幽霊を連れて実家に帰省。年々会うたびに両親も歳をとっていくのを実感する。子幽霊は見えていないようだった。母方の祖父母のお墓参りに行くと、祖父母の幽霊がいた。子幽霊も見えるらしくかなり甘やかされて、スアマをもらってバクバク食べていた。せっかくなので、あっちの世界の話を聞いてみたところ、まぁまぁ過ごしやすいらしい。あと、自分の守護霊がどんな人なのか聞いたところ、3体憑いているようで、1体は先祖でかつて竪穴式住居が流行していた時代に縦床式住居を発明し、まったく流行しなかった6級建築士。どうりで私の自宅が縦床式なわけだ・・・。あと2体は蟻と角砂糖らしい。角砂糖も幽霊になるとは知らなかった。そして糖分くらいしか守れないだろうと思った。蟻はずっとその角砂糖をどこかに運ぼうとしているが、運ぶ先がないので途方にくれているらしい。角砂糖も自分の糖分すら守れていない。ある意味、いまの私とどこかリンクしているようで怖い。そんな感じでまたそのうち祖父母と会う約束をして、自宅に戻り子幽霊とともにそばを食べながら年を越しました。よい一年でありますように。
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