変化
変化に柔軟でいよう、
そうすれば何でもできる激強マンでいられるよね!
と、これを社会人としてのモットーとしていた。
が、
本来は新学期が大嫌いな変化に激弱人材。
ひとクラス規模、でかすぎる。
39人の中で誰に話しかけたら良いの?
むりむりむりむりむりむりむり。
委員会とか掃除当番とか、
公的に決まる、数人規模でのコミュニティを!
早く!早く!早く!早く私にくれ!!!!!
なんて考えながら入学初日を乗り切った学生時代。
そんな機会はいま、あまり多くない。
あまり多くないが、何度かは経験することになるもので。
明日がその日だ。
新天地への初出社。
ああ気が重い。
けど、全員同時スタート・全員がはじめましてさん同士なわけではないから、
急速なグループ編成の探り合いは、ない。
ああ大人になってよかった。
さあ!変化、変化、変化!変化の連続だよ、
どーんどーんどーん!!
ざぱーんざぱーんざぱーん!
だった前職場では、
モットーの通り、ハイハイハァイ〜とうまく波を乗りこなしていたつもりだったし、
周囲で溺れている人がいたらヨイショと引き上げるような役割も担っていた。
なんならちょっとしたレスキューボートくらいなら出動させて数人乗せて漕いでいた。
そして気付かぬうちに体力を使い果たして自分だけ溺れて沈んでいったってわけでございまるるる。
本末転倒丸〜〜〜〜〜どぷ〜〜〜〜ん。
変化に柔軟であると、ちょっとやそっとのことじゃ驚かなくなる。
イレギュラー対応もレギュラーになるし、肝が座るようになる。
ただ自分の心身の疲れを見て見ぬふりをしていたのね。
ちゃんと岸へとたどり着いたらしっかり濡れた体を拭いて、温まって、寝なければいけない。
波乗りばっかりしていちゃあ疲れちゃうよそりゃ。
ただでさえ変化が元々苦手な体質なんだからさ。
というわけで、明日…と言わず、今週いっぱいは生きているだけでとってもえらいね〜と言い聞かせて過ごそうと思う。
すでにハート、というか脳みそ?がキュウウウウといつもより収縮している感覚があるので、
しっかり労わってたくさん寝ましょう。
変化に柔軟であろう、までいかなくてよいね。
変化を楽しもう、ラフにいこう。
自分らしさがいつだって一番たいせつね。