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黒豆のゆばをつくる。

“ゆば”は大豆からできている。
世の中の食べ物は
大豆か、大豆以外か。
ってくらい大豆から出来てるモノは多い。

大豆から豆乳ができ
豆乳からゆばができる。

今回は、自家製ゆば作りを紹介。
せっかくなので変わり種で、黒豆から作ろう。

黒豆は大豆(←黒い品種の大豆)だから
豆乳も、豆腐も、ゆばも作れる。


と、ここで注意があるのでどうぞ↓

というふうに、火を通してない大豆をたくさん食べると
吐き気や腹痛になることが。


では本題。

豆乳の作り方は

大豆を水で戻してミキサーにかけて、濾したらもう豆乳。

でも、濾す前に

沸騰させて10分ほど加熱する。

大豆に含まれるレクチン(腹痛の原因)を無毒化させるのである。

*****

では、我が家の一坪キッチンで黒豆からゆばが出来るまでをご覧あれ。

●黒豆200g
●水1L
(前日に黒豆をつける水は分量外です)

↑黒豆。水(分量外)に1晩つける。(12時間~24時間ほど)


↑水をきって、新たに水と黒豆をミキサーにかける。(私は2~3回に分けてミキサーかけました。)

↑吹きこぼれるので、大きめの鍋に入れて、
火にかける。
泡がいっぱい出でてくる。

よく豆腐の原材料名に“消泡剤”って書いてあるけど、消泡剤使用の良い悪いは別として
自分で作ると、なるほど~と思う泡の量である。

沸騰させてから10分ほど煮る。

↑濾す。残ったのが「おから」である。
これ、ざっとミキサーにかけたやつなので、かなり粗め。
もう少し細かくするなら、ブレンダーを使うといい。

あとは、砕くときにすり鉢でする方法もあるんだけど、これは試した事ないのでなんとも・・。
丁寧な暮らしは大好きだけど、文明の利器は使う派なのです。



↑搾る。

搾り汁が「豆乳」。
搾りかすが「おから」。


↑濾した豆乳をホットプレートに入れる。
フツフツ泡が出るまで混ぜる。(焦げ防止のため)

(140℃位から始めるといいと思うが、温度が上がるまで時間がかかるので、混ぜるのが追いつくなら、最初は200℃とかにしても良いと思う)

泡が出てきたら保温にする。

(沸騰はさせないで!混ぜるのをやめてしばらく待つとゆばが出来るよ)

“一坪キッチンでつくる”と言いつつ、今回はダイニング(ちゃぶ台)も使ったけど、

この自家製ゆば、買ってきた豆乳(無調整)でも
出来るのでオススメ。

ホットプレートにダバダバッと豆乳入れて
テーブル囲めば、子供もオッチャンも、夢中になること間違いなしのイベントに早変わり。

子供とするなら海老やカニかま、
オッチャンなら、薬味にワサビや生姜、金山寺味噌やカニ味噌。わ!うまそ!
日本酒片手にどうでしょう?

最後に残った豆乳に米とめんつゆ入れて柚子でも刻んでリゾットどうぞ。

*****

~余談
ホットプレート以外でも試したが、一番向いてるのはホットプレートだった。
フライパンは、沸騰させない火加減にすればできる。
(湯煎はダメ←温度が上がりきらないからかな?)
(食品乾燥機はダメ←これマックス70℃だからもともと無理だよねーと思いつつ、
乾燥させたらもしかしたら出来るかもと思ったけどやっぱり無理だった。)


●↓おまけ●


おしまい。

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