中国茶・台湾茶をおいしく淹れる基本の3要素
「美味しいお茶を淹れるために必要なお湯の温度って?」
「お茶の種類によって、どのくらいの温度がベストなの?」
今回は、お茶を美味しく淹れるための「お湯の温度」について解説します。特に、青茶や紅茶を淹れるときに重要なポイントを押さえて、家庭でも簡単に本格的な味わいを楽しみたいですよね!
こんにちは、Chaswear茶思維のルイルイです。
お茶を美味しく淹れるためには、実はお湯の温度がとても重要です。お茶の種類ごとに適切な温度があり、それを知るだけで、同じ茶葉でも味わいがぐっと変わるんです。
「高すぎるお湯で淹れて苦味が出てしまった…」「逆に温度が低すぎて、風味が感じられない…」こんな経験をしたことはありませんか?
そこで私は、お茶の味に影響する3要素を紹介し、お茶の種類ごとに最適なお湯の温度や、茶葉の量、抽出時間についてお伝えします!基本をしっかり押さえて、日常のティータイムをもっと楽しく、おいしくしてみましょう。最後まで読んで、早速お茶をおいしく入れてみませんか?
お茶の味に影響する3要素
お茶の温度
茶葉の量
抽出時間
1.お湯の温度
お湯の温度が高いほど、お茶の成分がよく溶け出して味が濃くなります。逆に、お湯の温度が低いほど、成分が少なく溶け出し、お茶の味は薄くなります。
一般的には香りを楽しめたい場合は温度を高くし、甘みを楽しみたい場合は温度を低くします。
●白茶
85°C~90°C
特に90℃が最適とされています。
●黃茶
80°C~85°C
黄茶を淹れる時はお湯の温度をあまり高くしない方がいいです。80°Cから85°Cの温度が適しています。
●綠茶
80°C~85°C
緑茶を淹れる時はお湯の温度をあまり高くしない方が旨味が出ます。
●青茶
95°C~100°C
特に香りを楽しむ烏龍茶は、温度が低くなると香りが弱くなります。
●紅茶
90°C~95°C
●黒茶
100°C
黒茶は高温で淹れることが適していますが、長時間浸すと苦味が強くなるため、抽出時間には注意が必要です。
2.茶葉の量
細長い棒状の茶の場合
お湯の比率は一般的に1:25
例: 100mlの急須で淹れる場合、4gの茶葉を使用します。
半球型の茶の場合
お湯の比率は一般的に1: 15
100mlの急須でウーロン茶を淹れる場合、約7gの茶葉を使用します。
3.抽出時間
お茶の味わいを左右するもう一つの重要な要素が、抽出時間です。特に半球型の茶葉の場合、時間が短すぎるとお茶葉が十分に展開できないです。
第1煎目: 60秒~75秒
第2煎目: 50秒~(10秒を少なくする)
第3煎目: 60秒
第4煎目以降: 1煎ごとに10秒ずつ時間を加えていきます。
初心者は70~75度は
美味しく淹れる…100%の正解がない?
今回紹介した方法は、スタンダードの入れ方です。これらの基本を押さえることで、ある程度でより美味しいお茶を楽しむことができます。しかし、その上に、実はお茶を淹れる際には、その日の気温や湿度、お茶葉の状態、また自分の好みに合わせて微調整することが大切です。100%の正解がないとも言えます。
筆者が最初にお茶を学んだ時、キッチンスケールやタイマーを使って、茶葉の重量や抽出時間をきっちり測り、体感するトレーニングをしました。最初は原理原則を沿っていくのが上達になる近道です。ある程度で慣れてきたら、自分や相手の好みなどに合わせて調整しています。
長年の経験の持つ茶人に聞きますと、最終的には環境の気温、その場の雰囲気、お客さんの状態など全身を感じでお茶と対話する…茶葉の展開を想像するみたいな…やはりお茶は、心を感じるものですね!
もちろん、家庭で気軽に楽しむ際には、そこまで厳密にする必要はありません。自分の茶器を使って、目安を測りながら少しずつ調整していくと、自然と自分に合ったお茶の淹れ方が身についていきます。
お茶お淹れる道具も大事!
お茶を美味しく淹れるためにお茶の道具が欠かせないですね!こちらの記事ではお茶の基本道具を紹介しています。ぜひご覧ください!
最後に
いかがでしょうか?しかし、百聞は一見に如かず。いくら記事を読んでも、実際に手を動かしてお茶を淹れてみることで、さらに深くその魅力を体感できるはずです。そこで、Chaswearでは、気軽にお茶を淹れる体験から、本格的に茶芸を学ぶ講座まで、幅広く提供しています。実際に体験することで、自分にぴったりのお茶の淹れ方や、お茶道具の使い方をマスターできるでしょう。
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オープンチャットでも随時、お茶の淹れ方に関する相談を受け付けていますので、ぜひご参加ください!実際にお茶を淹れて、香りや味わいを直に感じることで、あなたのティータイムがもっと特別なものになること間違いありません。一緒に美味しいお茶の世界を楽しみましょう!
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