贅沢よりも自由を、物の多さより心の軽さを。
「え、独房…？」
理想の部屋の写真を見せた際に夫から言われた言葉がこれでした。
似たものとして、大学の同期にSNSで言われていた「修行僧みたいなメシ食っててザマァ」というのもあったり。
肉や魚、こってりしたものがないと食事が貧相に感じる人もいることは理解してる。でも、私は豆腐とか納豆とか沢庵とか大好きだし、量を食べても太らないし、この感じが結構好きだったりするのよね。
突然なんだけど、ここ数年の私は、「持たない人」に憧れている。
服が数着しかなくて、
宅急便で引っ越しを済ませられるような。
少ないお金と少ないもので、ひっそりと静かに、でもご機嫌に生きている。
そんな人に憧れている。
憧れの一人、ミニマリストしぶさんの書籍に関する記事はこちら↓
みんなが欲しがるブランド物や高い家電に囲まれて、おしゃれなカフェで食事をして、、、っていうのが素敵だと思って憧れていた時期はもちろんある。
でも、なんか似合わないな～～とは感じていて。
私の場合、「FIRE」って概念に出会ったことが転機になったのね。
「FIRE」とは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、「経済的自立」と「早期リタイア」を意味する言葉。
節約して、投資して、働かなくてもいいくらいのお金（1億を目指す人が多いイメージ）を早く貯めて仕事を辞めちゃおう！って考え方。
「なんて夢がある話だろう！」ってその時は思って。
積み立てNISAとかiDecoとかは当時していたのだけど、「もっと投資に回せるお金を増やしたい！節約頑張ろう！」ってなったのね。
そんな中でふと気づいたのね。「出費を落とすために贅沢を減らすの、私は案外苦じゃないぞ？」って。
むしろ、贅沢を減らすたびにお金を稼ぐプレッシャーから解放されて自由になれるし、モノを捨てて減らすたびに心が軽くなるの。
モノには家賃が発生するとか、モノはそこにあるだけでエネルギーを取られるとかよく聞くけど、本当だと思う。
まぁそうやってきた中で投資や貯金に回せるお金が増えたかというと増えてはいないのだけど。
私のファンデーションは3000円から1000円のものに変わったけど、夫の車は60万の中古から100万の中古になって、最終的に200万の中古（排気量3500㏄）になったからね。仕方ない…。
正直、大暴れしたくなる日もあるけど、夫の人生は夫のものだから、あまりとやかく言う権利はないのよ。そこをうるさく制限する妻になるくらいなら、離婚する方が愛…だと思っているし。（私個人の考えです）
もうね、好き勝手やっていいなら、今床に敷いてあるラグも捨てたいし、バスタオルもいらない（普通のタオル２枚を体と頭で分けて使う方が使い勝手がいい）って思ってる。
まぁ実際は、ラグもバスタオルも残っているし、IHキッチンなのに直火用の土鍋にしゃぶしゃぶ鍋はあるし（料理しない夫が実家からもらってきた）、引っ越してから一度も使わずダンボールに入りっぱなしの食器とか、ほかにも無駄なものにたっぷり囲まれて暮らしているけど。
2025年、私一人の意思で捨てても支障がないものはできるだけ手放して、身軽に、自由に、ご機嫌に生きていきたいなって。
これを読んでくれたみんなも、一緒に断捨離、してみませんか？？？
なにか変わりたいなーって思ったとき、必要な初期費用とかネックになるけど、断捨離なら捨てるだけだからさ！ゴミ袋代くらいしかお金かからないよ！
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