ご縁を大切に、繋がりを大切に。「縁結びてっちゃん」こと”野里哲也さん”
婚活や恋愛のアドバイザーとして、自分自身の価値を感じて出逢いにチャレンジする人を支援されている、野里 哲也さんにお話を伺いました。
野里 哲也さんプロフィール
出身地:兵庫県尼崎市
活動地域:福岡県
経歴:保育士・陸上自衛隊・タイ古式マッサージ・ベロタクシーのドライバーetc
結婚相談所のパーティー司会
現在の職業及び活動:仲人、男女の出逢いの場の主催や婚活や恋愛・パートナーシップなどの1:1でのアドバイス、心理学のセミナー講師など
座右の銘:人との出逢いで人生が変わる☆
「自分に価値を感じて未来に希望を持った人が一人でも多くなってほしい」
Q1. 野里さんの現在の夢を教えてください。
野里 哲也さん(以下、野里):自分に価値を感じて、未来に明るい希望を持った人が一人でも多くなったらいいなと心から思っています。人の価値基準で自分を測ったり、人と比較するのではなく、自分にとっての幸せを大切にしてほしいと思います。日本人は自己肯定感が低い人が多いように感じているので、ちょっとでもそれがなくなって「今日はどんないいことがあるのだろう。」と朝思って自分の家を出て行くとか「毎日が楽しくてワクワクしている。」そんな人が増えたら最高ですよね。
人との出逢いによって人生は変わりますから、20代の頃からプラスの気持ちを与えられる自分になりたいと思っています。そして感謝される人生を歩みたいです。自分が死ぬときに、悲しむのではなく、「てっちゃんのおかげでこのご縁があるよね。」と、自分の繋いだご縁で幸せになり喜んでくれる人が多く集まってくれる、そんなVisionを描いています。
記者:他人と比較したり世の中の基準で判断して自分なんて、と否定してしまうことはよくありますし、自分で自分に価値を感じることができたらとても幸せですね。
Q2. その夢を具現化するために、現在どのような目標や計画を持たれていますか?
野里:自分自身の認知を広げ、多くの人に知ってもらいたいと思っています。ありがたいことに私もご縁によって、ラジオの出演やNHKのテレビ出演に声をかけていただいているので、ご縁を大切にしながら、男女の出逢いのパーティーを定期的に企画したり、婚活のセミナーを継続していきたいです。そして、現在は男女の出逢いに限らず、ビジネスマッチングのイベントなどにも活動の幅を広げていっているので、それも継続させていきたいです。
記者:なるほど、男女の出逢いに関わらずに「縁結び」をされていかれるというのは楽しみですね。
「頼まれごとは試されごと、人に喜ばれるかどうかが判断基準」
Q3. 野里さんがその夢に向かって日々の活動をされる中で、大切にされていることはなんですか?
野里:「頼まれ事は試され事」というのを意識しています。目の前に起きることは、必要だからこそ起こる出来事であると考えていて、まだやってきていない出来事にやる前から不安になってやらなければ、可能性を制限してしまうことになると思っています。後から修正することはできるし、諦めるのはとても勿体無いです。まずはやってみることが大切だと思っています。
また、色々と声をかけていただくことは多いですが、それをやることで「人に喜ばれるかどうか」を判断基準として選択するようにしています。この仕事も、初めは友人から結婚相談所の立ち上げの話をいただいたのがきっかけで、その前は全く違う仕事をしていました。ですが、人に喜ばれる仕事だとわかり迷うことなく引き受けました。
そして、成長や変化のためには、現在地をよく知る必要があります。クライアントさんにもよくお話しさせていただくのですが、変わりたくても現在地が分からなければ、目標までに正しく変化する道を描くこともできません。より喜んでもらえる自分自身であり続けるために、常に成長していたいと思っているので、自分自身の現在地と向き合うことは常に意識しています。
記者:人に喜ばれることであれば、何をやるかとか、やって失敗するかもしれないという不安は重要ではなくなるのですね。そして喜んでもらうために自己成長に積極的な姿勢、とても尊敬します。
「誰もがいろんな人の応援によって支えられ生かされている、価値ある存在である」
Q4. 「自分に価値を感じて、未来に明るい希望を持った人が一人でも多くなってほしい」という夢をもつようになったきっかけはなんですか?そこにはどのような発見や出逢いがあったのですか?
野里:これまで様々なお仕事を経験させていただいているのですが、その中で、健康食品の電話営業の仕事を2年ほどやっていた時がありました。結婚相談所の立ち上げの話がやってきたのはその時で、コーチングも始めていましたので、電話営業の仕事を主軸でする傍ら、結婚相談所のパーティーと自分主催のパーティーとコーチングという4足のわらじで休みなくかけずり回っていました。電話営業のお客様には結構マメに手紙を書いたり家族の写真を送ったりしていて、その時に仲良くなった岡山県のお客様から、下の子が生まれる前に「奥さんちゃんと栄養取っておかんと。」と自分の農家のトマトとか野菜を送ってくださったんです。「人との繋がりってあったかいなぁ。だって顔も見たことないし会ったこともないんやで!こんなことってあるんや。」ととても感動しました。
やっぱり私は”人”が好きだし、人との繋がりの温かさや大切さをすごく感じました。自分は一人で生きているのではなく、命の繋がりをバトンのように受け継いでいるし、見えない人の応援があって生きていると。だからこそ親に感謝するのはもちろん、自殺とかするのは勿体無いですし、誰もが支えられ生かされている価値ある存在であるということを伝えていきたいと思います。
記者:どうしても目に見えたものしか受け取れずに、繋がりを絶ってしまうと、自分一人で生きているように錯覚してしまいますが、人との繋がりがあって自分がいるということを忘れないようにしたいですね。
Q5. その発見や出逢いの背景には、何があったのですか?
野里:実は、過去の交際で20歳過ぎの頃に子どもを授かり、当時の彼女と色々しっかり話し合った結果、流産を選択させてしまった経験があります。自分自身情けないと思ったし、人間失格だと思いました。もうこんな悲しいことは繰り返したくないし、もう人を悲しませたくないと思ったんです。このことは、今は乗り越えたからこそ話せますが、なかなか人には話せず、ずっと引きずって生きてきました。こういった経験はなくてもよかったことじゃないか、とも思いました。
自分自身死にたいなと思って過ごすこともあったのですが、そう思っている時に、高速道路を運転中、意識が飛んでガードレールにぶつかった時があったんです。そこで目を覚まして最寄りのガソリンスタンドに行ったら即廃車になり、「兄ちゃんよく生きてたな。」と言われたのを覚えています。それくらい激しい事故でした。その時、「自分は生かされてるな。」と思ったんです。その時から死にたいと思わなくなりました。
過去の事実は変えられないから、それに対する意味づけをどうもつか考えるようになり、だったら幸せな人を増やすとか、子どもがつくれるようなことに携わりたいなと思うようになりました。自分が背負ってしまった不幸は他の人には背負わせたくないなと思います。信頼してくれたり、慕ってくれる人たちのために。ご縁を大切に、繋がりを大切に、一緒に今回の人生を楽しんでいけたらいいなと思っています。
記者:命に関わる大きな経験があったからこそ、その分なんとしてでも人を幸せにしたいとかいう想いがあられるのですね。言いにくいことであったかもしれませんが、お話しいただき有難うございます。
野里さん、本日は貴重なお話、有難うございました。
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【編集後記】今回インタビューの記者を担当した大野と高村です。野里さんの明るいお人柄の裏に、人との繋がりやご縁に対する深い想いがあることが伺えて大変感動しました。野里さんのご活躍によって、多くの人が自分の価値に気づき、素敵なご縁に恵まれ幸せを手にしていかれるのだろうと思うと、とてもワクワクしました。これからのさらなるご活躍を応援しております!
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この記事は、リライズ・ニュースマガジン“美しい時代を創る人達”にも掲載されています。
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