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なかなか獣医になれない私②大学編
①受験編はこちらから
そんなこんなで21歳で大学に入った私
憧れの獣医学科、大学生!全てがキラキラしていました
大学は楽しい
去年仮面浪人をした時の単位がいくつか使えて比較的楽に過ごせました
そこでずっとやってみたいと思っていた軽音部
バイトをたくさんして、ギターを買い、機材を揃え、バンドを組みライブをする
友達もできて(獣医以外の学科生)、毎日遊んでいました
そして初めての田舎暮らし
野菜も魚も肉もおいしくて、余ったバイト代は全て外食に使っていました
その額なんと毎月5−7万円
美味しいものを本当に食べたいだけ食べていました
この時代が一番裕福だったかもしれません😂
*現在税金に苦しめられる社会人です
そんな中、教授に呼び出される私
『このままだと留年だよ』
成績は下の下で最低限のことだけこなしていたため6年間の間に2回呼び出しを受けました
しかしなんとか6年間ストレートで進学し、卒論も書き上げ、国家試験にたどり着いたのです
あの時と同じ
国試はみんなが受かるもの
そう聞いていた私は卒論発表後みんなと足並み揃えて勉強し、
落ちると言われている【1人で詰め込んで勉強すること】や【変な問題に取り組みすぎない】などの戒律を忠実に守り、膨大な量の知識を頭に詰め込んで追い込みをしていました
そして長らく感じていなかったあの感覚、受験追い込み型体調不良に再度陥ってしまったのです
試験1ヶ月前から微熱が続き、1日ですが入院もし、体とメンタルがボロボロ
みんなが追い込んでる中、何もできず寝込む日もあり国家試験は2点足らずで不合格になりました
私、こんなのばっかりだな…
国立大卒フリーター爆誕
国家試験に落ちた私は実家には帰らず、この素晴らしき鳥取でフリーターをすることにしました
驚かれるかもしれませんが国家試験に落ちた獣医学生はただの人
なんの資格もないただの動物に詳しい若者でしかありません
もちろん獣医として内定をもらっていた動物病院は内定取消
大学も卒論を提出して卒業しているため、学生でもない、社会人でもない、なんでもない人になりました
もちろん今までやっていたバイトも国家試験のために辞めていたのでバイトも探し直し
さらに収入のないやつに家は貸せないと不動産屋に言われ、1年分の家賃を前払いし、一文無しでのフリーター生活のスタートとなりました
次回『国試浪人の合格率は30%』
ここまで読んでいただきありがとうございます
書いてて身に沁みるポンコツ加減
プレッシャーに弱いのは今でも変わりません