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会社員として残留か?個人事業主として業務委託契約か?

迷っていることがある。とても。

10年勤務してる会社から個人事業主となって業務委託契約にしないかと
打診されている。

税理士やら社労士のYouTubeを見ながら、個人事業主となり会社と業務委託契約をすることによる双方のメリット、デメリットは十分理解したつもりだ。

結論から言うと、個人事業主になった側はデメリットのほうが大きい。

そして会社側は雇用から業務委託に社員を切り替えることで大きなメリットが発生する。社会保険料の削減、消費税の節税だ。


宿泊施設の支配人として会社に雇用されているが、個人事業主となった場合、社会保険から国民健康保険、国民年金へ切り替わり保険料が増大する。
雇用保険には入れない。労働基準法の適用外・・・等々、保証や安定という観点からすると実に不安定ではある。多くの税理士や社労士は慎重に判断すべきと論じている。

メリットももちろんある。経費で精算できる支出が大きい、青色申告での控除、雇用されていないので自由にビジネスができる。つまりすべて自己責任ではあるが会社の労働者としてではなく、得意なスキルで成果物を企業に提供するという形になるだろうか。ここは業務委託契約の中身にもよると思うが。

今、僕と同じような迷いを抱えている個人や企業は多いかもしれない。

しかし、あと数年後、数十年後を想定した場合、今人間が行っている『労働』というものを、AIが人間よりも高い生産性をもって完結できる時代になるような気がする。人間の労働力やサービス力、技術力が支えてきた産業の発展というものを、AIが支えていく時代になるのは間違いないだろう。

このことは人間にとって悲観的になることではなく、人間本来の生きる喜びや生きがいをつくる時間、つまり余暇や余白というものにいかにフォーカスしていくかということが人間の生きるテーマになる時代がそこまで来ているのではないだろうか?つまり個人単位の生きがいをいかにビジネスにつなげていけるかということがこれからの経済発展のテーマになるかもしれない。

会社としても、個人としても個人事業主への転換と業務委託契約を推進していくことが明るい未来につながるといいなと思う。

まだ迷いはあるが僕も新しい一歩を踏み出したい。

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