見出し画像

先日、一般社団法人経営実践研究会の特別講演に初めて参加した。

この協会のアドバイザーとなっておられる栗原志功氏の特別講演を聞いた。まず社名が長すぎて、覚えられなかった。

通信・IT・介護のグループ企業で売上160億円の会社を経営されているが、
40歳を過ぎてから、幸福学を研究しようと慶応義塾大学大学院に進まれる。

現在50歳を超えておられるが、全くこれまでにみかけたことのない経営者のタイプで、そのときの恰好から「幸せ」を自ら体現されておられるお人だなと思った。見たことのない色のスーツと、帽子。何も知らない人がみると変な人と誤解されてしまうだろう。

行き過ぎた資本主義の呪縛から距離をおいて社会課題に目を向けるべきという主旨の話が興味深かった。
(社会主義がいいという単純な話ではない。)

今回、栗原氏の講演から幸福学という学問があることを、初めて聞いた。経営者である以上、経済的豊かさを優先しがちだし、自分自身もちろんお金はないと困ると思うが、仮に使い切れないお金があったとしたら心の底から幸せを感じられるかは分からない。そんな状況が想像しきれない部分はあるけれど。

社員との1on1面談についても、焚火を囲んでリラックスできる環境をつくるという話も興味深かった。

少なくとも自分がどういうときに、幸せを感じられるかを言語化して
幸せの定義を決めておくことはよさそうだ。

自分なりに幸福学について理解を深めておきたい。