らしく、ってなかなかむずかしい
自分らしさって何だろう。
そんなことをずっと考えています。
人から言われる「〇〇さんってこうだよね」というのが、
はたして自分らしいのかというとそうでもない。
では自分らしいって何だろう?
私は、いつも「きちんとしているね」とか、「真面目だね」とか言われてきました。
でもそれって本来の自分の性質ではない気がします。
3歳頃までの私は天真爛漫で、
いつも踊ったり歌ったりしていました。
3歳で妹が生まれ、それくらいから
天真爛漫さがちょっとずつなくなった気がします。
その後に学校へ行き、社会に出て、色々と後天的に身につけたものが
今の私を構成している部分も多い。
でもそれは私らしいかとうと違う気がするのです。
じゃあ、本当の私ってどんな感じなんだろう。
その答えはきっと頭で考えても見つからないですね。
自分にその都度その都度問いかけて感じてみる。
今どんな気持ち?
何をしたい?
どう感じた?
そんな風に自分の内側と向き合ってこそ
感じられるものなのかも。
後天的に身につけたものは、
「こうしなければ」
「こうしたほうがいい」
のように、自分の内側からきたものというよりは外的な基準があって、
その上で判断されたものの気がします。
そうやって頭で判断して、だんだんと身につけたもの。
それも確かに自分の一部です。
でもその下にきっと自分の本当の個性みたいなものは眠っている気がするのです。
もしかしたら、その後天的な部分が本当の自分が出てくるのを
少し足止めしている場合もあるかもしれません。
でも本当に自分自身を輝かせていくためには、
その生まれ持った自分本来の資質と、後天的に身につけた資質が
うまくかけ合わさるのがよいのではないかと感じています。
そのためには、自分に向き合って、
自分の声を聞いていくのが、いちばん近道かな、なんて考えている今日この頃です。