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第1話-知恵の蔵をひらく-

稲盛和夫(いなもり かずお)
京セラ名誉会長 


稲盛和夫さんは、技術者として、経営者としても長く「ものづくり」をされて誰もが知る偉大な方です。

そんな稲盛さんが各界を代表する研究者の人達を見て気づいたことがあると言われます。

創造的なひらめき(インスピレーション)を受けあたかも神の啓示のようだと感じる事が何度も起こる。

それは、この宇宙のどこかにある「知恵の蔵」にある叡智を新しい発想やひらめきとして引き出しているのだろう。

歴史上の偉大な発明もその源は「知恵の蔵」の扉が開きヒントを受けたのだろうと思われる。

ーここから感想ー

ずっと考えて、行動し続けていると、ある日ふとひらめきが降りてくる。アイデアが湧くことがある。

それは、それまでにひたすらに凄まじい研鑽を重ねた結果なのでしょう。

それにも関わらず、偉大な先人達がこうやって「叡智の井戸」からを叡智を授けられた。だから人類は、技術を進歩させたと言われる。

その先人や神のような大きな存在への敬意や奢らぬ考え方は、本当にスケールの大きな方だと思い至りました。

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