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家庭用ゲーム190本以上遊んだゲーマーが送るボーカルありBGMが熱いRPGゲーム3選

ゲームを彩る音楽、昨今ではボーカル付きの戦闘BGMやフィールド曲も多くある。
そこで筆者の独断と偏見に基づくボーカルあるBGMが熱い作品を3つ紹介していく。

すばらしきこのせかい

すばらしきこのせかいはスクウェアエニックスが送るDSのゲーム。
渋谷で「死神のゲーム」に巻き込まれた友達なんて必要ないと豪語する中学生のネクが、仲間との出会いを通して成長するRPGだ。
2007年時点、現実世界の渋谷と地形がそっくりであり、ローファンタジー好きにはたまらない1作である。
筆者は絶賛中学生だっときに圧倒的にジャケ買いをした。かのクラウドやキングダムハーツのソラを手がけた野村哲也氏のイラストは厨二心をくすぐる。


ここで一曲聴いてもらいたい。

Calling

うそだろ・・・?
これフィールドBGMなんだぜ・・・?しかも渋谷。オサレすぎんよ。
実はこの作品、ムービーの容量を削りまくって、BGMに極振りした作品なのであり。
だから、フィールドを移動するとBGMがコロコロ変わる。まさに渋谷のショッピングモールを転々とするような移り変わりを楽しめる。


通常戦闘曲も毎回違うBGMであり、DJサウンド、ラップ、ロックと多岐にわたる。

Long Dream

ゲームシステムはアクションRPGであり、下画面のタッチ操作で主人公のネクを操作し、上画面は各章のパートナーをボタン操作で別々の敵と戦う形式だ。
同時に二つの操作をするので忙しいが、敵のHPが上と下で共通となっていたり、難易度をミリ単位で調整できるので案外とっつきやすい。ただ、Switchで出たリメイクは性質が違いすぎて難しかった。

すごいのは、同じ曲に日本語ボーカル版と英語ボーカル版もあるということだ。

上京して初めて渋谷に行った時、Callingをヘッドホンで聴いた時の感動は今でも覚えている。

作品自体は、THE平成のTHE厨二病ストーリー。やり込めば物語の深掘りができるが、あんまり深く考える作品では無い。
主人公ネクの武器「缶バッチ」というのも厨二心をくすぐりますね
瞬間移動で自動販売機を敵に落とすという技を使う仲間キャラの武器が「携帯電話」というのも唯一無二でした。


ペルソナ4

ATLASが制作した女神転生の派生作品であり、現在はペルソナシリーズとして確立した作品。

登場人物の心の成長を描いた作品であり、主人公が支えていく形式です。
戦闘メンバー以外にも、バイト先の看護師・部活の友達・家庭教師の教え子・謎の老婆・キツネなどバラエティに富んだ人物と絆を結んでいく。
絆はパラメータになっており、彼らの心の成長とともに、主人公のペルソナも強化されていくシステムは従来の女神転生に人間讃歌を増したようだ。

すばらしきこのせかいによって、ボーカルありRPGに飢えていた筆者が当時のガラケーでYouTubeの曲を漁っていたときに見つけた一曲がこちら。


「Pursuing My True Self」

なぁ、これオープニングなんだぜ?オサレすぎやろ
和訳は真実を突き止めようとする主人公たちのことを示唆しているようにも聞こえる。

そして通常戦闘曲はこちら。

Reach Out To The Truth -First Battle-

こちら、ニコニコ動画の削除されたときに採用された一曲でもある。
和訳はこちらも鬱屈とした田舎に起きた殺人事件の真相を暴こうとする若者の叫びに聞こえる。

こちらは雨の日に流れるBGM
雨らしく湿度の高い曲調でフラれた傷心の曲とも考察できる。
田舎の寂れた商店街にこの組み合わせも粋なものだ。

Heaven

こちらはとあるダンジョンのBGM
とあるキャラクターの心情を乗せた歌詞は涙なしにはいられない

エンディング曲はしっとりした日本語歌詞なのだが、割愛します。
こちらに関しては是非自分の手で遊んでエンディングを聴いてほしい。
卒業式のような切ないけど明るい一曲だ。

余談だが、筆者はちょうど高校生のときにこのゲームに出会い、ちょうど高校二年生のときにアニメもやっていたので、主人公たちと同じ年齢のときにアニメとゲームを同時並行する贅沢な経験をした。
そんな中クリアしたときの感動はなにものにもかえない思い出となった。
おかげさまで成績はガタ落ちしたが。

ファイナルファンタジー14

2連スクエニで恐縮だが、実はFF14もボーカル付きBGMが熱いのだ。

忘却の彼方 ~蛮神シヴァ討滅戦~

意外にもFFっぽくないロック調。アメリカのガールズバンドみたい。
FF14の序盤は歴代の召喚獣と戦うことが多いのだが、ボーカル付きBGMが多い。タイタンはラップ、ラムウはしっとり女性ボーカル、リヴァイアサンはロックとそれぞれの召喚獣によって曲調がガラッと代わります。
その召喚獣を信奉する部族が歌っていたり、その者たちの想いが歌になっているという設定があるのだ。

Shadowbringers

こちらはパッチ5.0「漆黒のヴィランズ」のテーマソング。
中盤からはFF3のテーマソング「悠久の風」も流れ、かつて光の戦士だった者もニッコリ。
最終盤でこの曲が流れるのだが、演出と伏線と整合性がすごすぎて涙が止まらなかった。
辛いところはパッチ4.5まではあまり面白く無い点。いや、良いシーンが覆うのだが一気に遊ぼうとするとFFシリーズ4作品分のボリュームなので大変である。
今から遊ぶ人は腰を据えて遊んでほしい。その方が、伏線回収の感動もひとしおだと思う。

Endwalker - Footfalls

こちらはパッチ6.0「暁月のフィナーレ」のテーマ曲。
タイトルから察する通り、新生エオルゼアから始まった物語の集大成を飾る曲のため、それぞれのパッチのメドレーになっている。
新生編のクエストのおもんなさが成仏される一曲です。
ファイナルファンタジー5作品分のボリュームを経て聞くこの曲はまじで泣けます。

最新パッチ黄金のレガシーの感想を書いたので読んでね⭐️
黄金も良いBGMが多いのだ。

おわりに

3作品数曲を紹介したがいかがだっただろうか
わかるーって方は是非スキボタンをクリック頂ければ幸いです
ぜひ、コメントであなたの思い出に残っているボーカル有りゲーム音楽を教えてほしいです!

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