運動しよう
今日は『運動脳』(アンデシュ・ハンセン著)という本を読みました。
だいぶ緩めにまとめようと思います。
この本はタイトルから分かる通り、運動と脳の関係について述べられています。正直、結論としては運動が大事という事しか書いていないので少し退屈かなという印象です。しかし、うつや精神病、記憶力などをどのようにして改善するかの解決策がすべて運動に繋がっていく様子が面白いです。解決策を紹介する部分になると「来るぞ来るぞ」という感じになって面白いです。
軽いまとめ
大脳皮質や海馬には感情をコントロールしたり、選択的注意処理を行ったり、記憶の整理をしたり、モチベーションを高めたりする機能があります。運動すると主に大脳皮質、海馬が活性化されます。これは運動すると血が脳に血が流れるためです。活性化されると新しい細胞が作られやすくなったり、細胞同士の連携が強くなって、これらの働きが強化されます。簡単に言うと賢くなるという事です。
そこで、どれだけ運動すれば良いのかと疑問が生じます。本で薦められているのは、約30分の少しきつい程度のランニングです。息が上がらない程度だと脳にあまり血液がいかないので活性化しにくいです。また、きつすぎる運動をすると血液が脳ではなく筋肉など他の部位にいってしまうため、効果が期待できません。ただし、運動しないよりは断然良いです。
そもそもなぜ運動すると脳の質が上がるかというと、私たちの身体は運動するためにできているからです。私たちの身体はサバンナで狩りをしながら生活していた時とあまり変わっていません。狩りをしていた時代は体を動かさないと食料が得られない、つまり運動が必須だった訳です。だから運動をすると脳が喜び、機能を発達させます。
みなさん運動しましょう!!!
今日は簡単に『運動脳』についてまとめてみました(今日はやる気がなかったので…)。このやる気がでないのも、運動していないのが原因かもしれないと思ったので、明日からランニングを始めようと思います。ありがとうございました。