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君を想い続けた青春の日々

備忘録①高校1年生編


はじめに

私はこの春から大学生になった。
つい数ヶ月前まで高校生だった身でもある。
長くなると思うが、私は今日ここに高校生活での恋を綴ろうと思う。
私にとって忘れたくない。忘れられない記憶だ。

入学式 (2021年4月)


私は高校に期待で胸を膨らませながら入学した。どんなことが待っているだろう。どんな人と出会えるだろう。そんな気持ちを抱えていた。


1学期

4月にウォークラリーという学年行事があった。
担任の先生が適当に決めた班で、街を回るという行事だった。同じ中学の人とは離されて構成されていた。私は人見知りだから、とても緊張していたことを思い出す。でも仲良くなるチャンスだと思い、頑張って会話を続けていた。

街を回るうちに、同じ班の男の子と話す機会があった。とても話しやすくて、笑った顔が可愛いなって思った。それが君だった。高校3年間ずっと大好きだった君。今でも笑い合った時の君の笑顔と会話内容を鮮明に思い出すことが出来る。

そして日常生活が始まった。
番号順が2つしか変わらなかったから、掃除場所も家庭科の班も同じだった。全てにおいて近かった。
家庭科の時はボタンの付け方を教えてくれた。私が笑えるミスをしちゃった時に、君を含む班の皆で笑ってた。それが楽しかった。距離が縮まった感じがした。それぞれ作業しながら、班の皆で笑いあって、今考えれば青春だった。
あと、選択授業の時は君が私の後ろの席で、班の形になる時は隣になるから嬉しかった。
部活も同じだった。部活の活動頻度は最初の頃少なくて、短時間だったから余り話さなかったけど。でも数少ない部活の活動の時に、話せて笑ってたのは大切な思い出。

文化祭の時は記憶があまり無くて、君の記憶は準備期間の時、頑張ってたことと、文化祭当日廊下で見かけたことくらいしかなかった。次の日の体育の部の記憶もあまり無いから、もっと見とけばよかったな。まあ、文化祭の時期はまだ君が好きな人になってなかったから仕方ないことではあるけれど…

2学期

夏休みが明け、2学期が始まった。
2学期始まってしばらくは辛いことが続いていた。周りと馴染めなかったり、何もしてないのに悪口言われたり…
君との仲は、私が君を好きなんじゃないかなんてことを、君の相方に誤解されて、悪くなった時があったな。本当にその時は私は君のことを好きではないと思ってたから、誤解で合ってる。でも今考えれば、君はその時彼女が居たから、面白半分で君の相方は言っていたのかも。でも色々と言われて辛かった笑
しばらくして誤解が溶けて安心してた
この事件があってから、私は君の相方と気まずくなった。番号順が私の次だったから割と関わってはいたけどね。あと根は良い人なんだろうとは思ったし、思ってることをすぐ言うタイプだと感じて、君の相方を嫌いにはならなかった。

そして君はこの時期に彼女と別れたらしい。短期間で別れたって後から知った。これを知ったのは1年後のことだった。

そしてその事件からしばらくしたある日。

私は、君が私のことを好きだって友達に言っているのが聞こえてしまった。なんで?って思った。誤解事件もあって、あまり話してなかったから。
でも、ここから私は君のことが恋愛的な意味で気になり始めた。好きかどうかはその時は分からなかったけど、体育の時に君が優しい目で見てきたり、選択授業でくっついてきたり、面白いことがあった時に目があって笑いあっていたら、もう好きだ。って自覚してた。笑顔が大好きだった。
君の元カノのグループから悪口言われて辛かったけど、君が居たから毎日学校が楽しかった。
行きたくなかった学校に行きたいと思えるようになった。
私はこの時期に、辞めていたインスタを復活させて、君のアカウントをフォローした。
フォローするのに1週間はかかったな笑


3学期


このクラスもあと3ヶ月になった。
冬休み明けの1月、君に折角会えたと思ったらコロナウイルスが再び流行り始め、学校が2週間休校になった。そしてやっと明けたと思ったら、次は私がコロナウイルスに感染して、2週間学校に行けなかった。
学校に行けるようになった頃には、もう2月の下旬だった。
3月になってクラスが発表された。
私は君とクラスが離れた。そんな予感はしていたけど、いざ離れるとなると凄く悲しかった。
部活では会えるけど、クラスが違うと話す機会も少なくなるから。
私は悲しい気持ちを抱えながら、バスに揺られて帰宅していた。

高校2年生に続く

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