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秋の夜長は歌を召しませ☕️② セピア色の歌声特集🎤

当記事をご覧くださり、ありがとうございます🙇‍♀️

秋の推し歌シリーズの第二回目。

本日は、人恋しさや寂しさが募ってくる、そんな今の季節に心をホッと和ませてくれる、あるいはしんみりとした気分を柔らかく温めてくれる歌声をテーマに、7曲お届けしたいと思います。

もちろん歌の内容的にも今の季節にぜひ何度も鑑賞し、味わっていただきたい、そんなラインナップとなっておりますので、カラオケファンの方々含め、ぜひ最後までお楽しみいただければ幸いです♪


前回記事はこちらから👇



①小さな木の実

歌 蒲原史子
作詞:海野洋司
作曲:ビゼー
編曲:石川皓也


秋の定番ソングとも言える、不朽の名曲。
1971年10月~11月、NHK『みんなのうた』で初披露となった当時は、大庭照子さんの歌唱だった。

今回ご紹介する蒲原史子さんの歌声もそうだが、母性に満ちたふくよかな歌声が哀愁をそそる。

曲はビゼーの歌劇が元となっている。

最愛の父親を亡くしても、その父との想い出が詰まった「小さな木の実」を握りしめ、力強く前を向いて生きていってほしい、という遺児へのメッセージソング。

私は小学校の音楽授業(歌唱テスト)の時、この歌をアカペラで歌い、当時所属していた合唱団(私以外全員大人のコーラスグループ)のステージでも歌ったことがあるが、毎回「坊や 強く生きるんだ」の歌詞に差し掛かると感極まって涙が溢れそうになった記憶がある。




②人恋しさに…

歌:中里亜美
作詞:たか たかし
作曲:幸 耕平
編曲:若草 恵

2016年9月21日リリース、中里亜美さん2枚目のシングル曲。

ミルクチョコレートのような甘さを髣髴とさせる歌声を探していて、巡り逢った一曲。

メロディは歌謡曲でありながらポップス寄りの軽やかさがあり、中里さんご本人もとても明るく歌い上げているので、失恋の悲しみを描いた歌詞なのにけして重く感じない。

過ぎ去った恋を静かに思い出したい時は、こんな歌がお薦め。




③あなたへのセレナーデ

歌:加納ひろし
作詞:有賀真々
作曲:野々真結
編曲:庄司 龍

2024年6月29日発売、加納ひろしさんの29枚目シングル曲。

セレナーデ、つまり恋人のために夕方~夜にかけて窓下で奏でられる楽曲、という意味なので、夜風に乗って優しくそよいでくるようなこの作品は、初秋から晩秋にかけてぜひ何度も鑑賞していただきたい。

ゆったりとしたテンポなので、男女問わず、カラオケの練習曲としてもお薦めかもしれない。

加納ひろしさんの渋く優しい歌声は、秋風に乗って舞い落ちるイチョウの葉のように明るく熟した色彩をまとっている。

まさに紅葉の季節にふさわしい歌声・作品といえるだろう。




④わかれざけ

歌:みずき舞
作詞:森坂とも
作曲:杉本眞人
編曲:佐藤和豊

2024年6月19日発売のシングル作品。

若干ハスキーだけど艶があり、力強い。そんなみずき舞さんの歌声の魅力が凝縮されている。

そして作曲の杉本眞人さんのお名前を見て、「うん、やはり……」と頷いた。
主人公の感情の高鳴り=曲の盛り上がり・山場の作り方に、この方ならではの個性が詰まっている。

つまり、杉本眞人さんの才能とみずき舞さんの才能とのコラボ効果をしっかり味わえる、”一曲で二度美味しい” 作品。

私自身、今後も丁寧に聴き込んでいきたいと思っている。




⑤涙こがした恋

歌:内山田洋とクールファイブ
作詞:中山淳太郎・村上千秋
作曲:城 美好
編曲:森岡賢一郎

1969年2月1日発売、「長崎は今日も雨だった」B面収録曲。

失恋の涙と流れ星が掛け合わさった、せつない失恋ソング。
これからの季節、寒い夜空に星が瞬く夜は、この歌を聴きながら流れ星を探すのも趣深いかもしれない。

この曲での前川清さんの歌唱は感情がとても抑制されていて、淡々と歌い上げられている。
だからこそ味わい深く、聴き終えると美しい余韻が残る。




⑥あなた昔をありがとう

歌:敏いとうとハッピー&ブルー
作詞:吉法かずさ
作曲:敏いとう

1978年4月25日発売、シングル「あれも嘘なの」レコードB面収録曲。

黄昏の季節になると、個人的に女性の涙を想起させる森本英世さん(敏いとうとハッピー&ブルー 二代目ボーカル)の甘い歌声・歌唱法が恋しくなる。

その中でもこの曲はとりわけ、聴き手の失った恋・愛しい人へのさまざまな思い出を蘇らせる内容となっている。

寂しさと明るさの調和がとれた一曲、ぜひ今の季節にご堪能いただきたい。




⑦夕月

歌:徳永英明
作詞:なかにし礼
作曲:三木たかし

1968年9月10日、黛ジュンさんの5枚目シングル曲としてリリースされた作品(作曲を手掛けた三木たかしさんは、黛ジュンさんの実兄にあたる)。

今回は、徳永英明さんのカバー作品をご紹介。

徳永さんのソフトな歌声は、せつない想いが込められた歌詞と見事にマッチしていて、人恋しい今の季節、じんわりと胸に沁みる。

もちろん、黛ジュンさんのオリジナルバージョンとの聴き比べなどもお楽しみいただきたい。





🐥本日の記事は以上です🍀
ここまでお読みいただき、ありがとうございました m(__)m

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