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社会不適合者の真面目なインターン体験記


好きな言葉は、社会貢献です。



☆超☆真面目な就活生時代

就活生として就職活動をしていた頃、企業が開催するインターンにめちゃくちゃ参加していた時期があった。

半日インターンや工場見学、果ては泊まり込みの長期インターンまで、様々なインターンに応募・参加した。

当時の自分は、インターン参加者を選抜するための面接で、社会貢献への"想い"を面接官に熱く語っていた。




そう、モテたかったから。





出会い厨の末路

当時は本当に彼女が欲しくて気が狂いそうだった。
もはや内々定より彼女が欲しかった

そんな出会い厨にとっては、新しい出会いの宝庫であるインターンはこれ以上無い機会だった。だからめっちゃ参加した。
ありもしない社会貢献への気持ちを語り、インターン参加権を続々と獲得した。本当にどうしようもないカスだった。


そんな中、5日間泊まりがけのインターンの参加が決まった。
泊まりがけでグループディスカッションや工場見学をするのだ。そう、泊まりがけで。
この「泊まりがけ」という甘美な響きには、やはりいくつものロマンスを期待せざるを得なかった。



・インターン初日に告白される
・2日目の飲み会中に女の子に「ちょっと抜け出そっか////」って言われる

4日目、気力の限界を迎えグループディスカッション中に泣き出し、部屋を飛び出てしまった女の子を追いかけ、「バーロ、俺がついてるよ」といって抱きしめる etc…….




100パターン以上のこれらロマンスの想定・対策が完了し、俺は最高潮の気持ちでインターン当日を迎えることとなる、、、!







今はただただ この世界が心地良い






呪術廻戦 芥見下々








いざインターン会場へ







男しかいなかった。俺の青春は終わった。









後日談

25人の参加者中100%が男だった。
結局この25人の男達と共に、5日間むさ苦しい環境下でグループディスカッションした。なんか東大京大のやつにめっちゃ詰められた。



それ以降、泊まりがけのインターンに参加することはなかった


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